豊平川の冒険

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危険を察して昼に行く。夜なら、何かに嵌り雪でも降ってくれば豊平川で遭難出来るのだと知る。50cm程の積雪、計測すると650m程をラッセルしたらしい。生命の危機を実感するのだから最早、冒険に違いない。

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訪ねたのは昨夏よりお気に入りの場所。冬らしい景色を見る事が出来た。

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タイの強い陽の下では十分な照明を得たようにカメラは迷わなかった。曇り空の雪の中では何を写しているのか、カメラは迷うらしい。写すべき光が乏しい北海道の冬の風景、本当は夜にここを訪ねたいけれど、自粛しよう。豊平川河川敷で遭難!では洒落にならん。

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河川敷に降りる際にソリを手にした6人の子等を見掛けた。先日みた土手のソリ跡は彼等のものだったに違いない。ヒーヒーハーハーの帰り道、幌平橋から見下ろすと、雪山探検に夢中の様子だった。そして、一人だけ黙々と掘っていた。かまくらだ。久しぶりに見たかまくらは相当な大きさ、心の中で「お疲れ様」と告げる。


子供の声が聞こえる風景って、良いな。