【 百年記念塔 Digital Reconstruction 】その⑦・・・記念塔のモデリング その⑫ 模型

これは3Dプリンターによる模型、製作は高校の同級生の相原賢一くんによる。高校の同級生と今一緒に何かが出来るとは思わなかった。とても嬉しい。しばらく前の小同窓会で互いに何をしているのか知らせた事があり、彼の趣味ではあるけれどその技術に信用をおけたので、パース制作時の3Dデータを提供した。

成果品でもあるデータは基本的に他へは出さない。けれど、記念塔は公共の財産でもあり、要に応じては相談に乗ります。一声かけて下さい。

CAD-CAMと言うのはPCを使ってデザインする場合は汎用が効く。実現はしなかったものの三次元ルーターを使って木製品をという事も過去にあった。


模型は自分で作る。ただ、CADから直接出力できる製作には興味がある。もちろん建築設計では模型が目的にはならないし、速さが肝心なので趣味の世界ではある。この模型の製作時間は190時間を超えるらしく、大変過ぎるな。100mの塔の1/100スケール、1mの巨大模型だ。



完成後に持ち込まれた模型、経過は伝えられたきたものの初見。以前いた事務所の、同窓の大先輩に狩谷さんの事務所にて。彼は塔の設計者、井口さんの事務所に居た事があり、今も縁が続く。塔存続に取り組む建築家の一人だ。お披露目ならココが良いかなと。


照明が適当、告知になるかと私はフルサイズのカメラを持ち込み三脚を構えた。


建築模型とも違い、ディテール表現は違うのだけれど二次創作品として興味深い。なにより1mは迫力満点だ。


本当は、先にこれを案内してギャラリー展を案内出来ていればー。フェイスブックに限っていたのであった。

なかなか綺麗でしょ?大作です。相原くんとはちょっとした思い出があり、それは別に記したい。

塔存続へ自分が何が出来るのか?建築家として出来ることはそう大きくはない。けれど、積み上げる一つには成れるかもしれない。少なくとも、3Dパース制作は知らせていて、そこに興味を持った級友があり、そこから発展してこの模型に至る。一つ響いた事が更に響くなら、広がるかもしれない。



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