【映画】ファイナル・カウントダウン

ふと懐かしいタイトルを見つけ、観てしまった。

『ファイナル・カウントダウン』

現代の航空母艦真珠湾攻撃前夜にタイムスリップしてしまうという、実に男の子向けの娯楽傑作だ。子供の頃に水曜ロードショー金曜ロードショーか何かで何度も観た記憶が残る。

主役のカーク・ダグラスは名優・・・スパルタカスや西部劇で観た事があるぞ。実は息子のマイケル・ダグラスの方が有名だろうか。

マーティン・シーンは前年にコッポラ監督の地獄の黙示録で有名で、彼も息子のチャリー・シーンの方が有名かもしれない。

キャサリン・ロス・・・どこかで観たな・・・『卒業』明日に向かって撃てのヒロイン!

チャールズ・ダーニング・・・『スティング』で、とばっちりで一緒にハメられてしまう悪徳警官だった!他にもそういう役が在った気がする。

1980年制作の、今から40年程前の映画。当時の最新鋭米国航空母艦が40年前にタイムスリップ、F14トムキャットが飛び交いゼロ戦と交戦までしてしまう。改めて眺めると立場や考えの違う幾人もがタイムパラドックスに挑み、歪める事なく何とか事無きを得て現代へ戻るのか、対戦に関わってしまうのか・・・結論を書いてしまったかな?



頭が敷地から離れない日が続く。シャワーを浴びていても傾斜地が脳裏に鮮明なイメージが浮かび、ふと目を閉じても、眠る前に目を閉じても・・・よほどの緊張状態にあるのは間違いない。

要望多い設計、「勝手な事を言うな!敷地を見ろ!」と言えたなら良いのだけれどな。

何を求めているのだろう?何を求めるのが正しいのだろう?つまり、何を求めるのが楽しいのか?答えはそこにある。正しくはなくとも間違いではない。それこそが正解だ。

と、思い直す、心を少しだけ新たにしてくれる映画だった。まぁ、現実の世界で航空母艦が大戦前夜にタイムスリップするような類の設計なんて・・・問題はより大きくなっただけかもしれない。出来るわけないだろう?これから挑む。