春からイチョウを継続的に眺めるのは初めてで、この日の目的の一つだった。そして、この写真はかなりのお気に入りだ。朝の風の隙を突いて撮れた一枚か?
ぶっきらぼうと言うか、不器用そうではある。強そうな枝に葉柄?の長い葉の繊細さは絶妙な組み合わせだ。
茂りだすと、枝と葉の付き方の機構は隠れてしまうので勿体ない。
落葉性の裸子植物。裸子植物なのに葉を落とすとはズルい。針葉樹ではないらしい。しかも「花」がある。花なのか?花的な何かがある。
イチョウ類は2億5千年前に出現した種だそうだ。シーラカンスを探すまでもなく「生きた化石」がすぐそこに居た。
イチョウも早朝の低い陽射しが面白い。
まだ若い葉の大きさ、それでも既に春先とはまるで違う見え方だ。春にはチンチクリンの可愛らしさだったのに、今は子供の可愛らしさ。