都合よく年末、仕事環境はPC周辺を一新する!

■2011年
ネット通販にてBTO(注文生産)にて、CPUはAMD PhenomⅡ X4 965 BlackRditonを搭載したPCを用意した。極めて熱いCPUは夏に猛烈な爆音を立て、ファンを変えても結局は煩く、速いPCだったけれどコロッと壊れてしまった。

ちなみに、その少し前に調達したcore i3 560のPCは今も現役だ。ネットを眺める程度なら・・・OSがサポート範囲外でもあり様々支障はあるものの使えてしまう。

■2018年
CPU:AMD Ryzen5 2600 BOX
MB  :AUSU PRIME B450M-K
メモリー:CFD D4U266PDS-16GC19(DDR4 PC4-21300 16GB×1)
グラボ:ASUS ROG-STRIX-RX570-04G-GAMING(PCIExp 4GB)
SSD:Crucial MX500 CT500MX500SSD (SATA3 500GB
HDD:WD40EZRZ-RT2 (SATA3 4TB 5400rpm 64MB)
電源:玄人志向 KRPW-N500W/85+(ATX 500W 80+B)
CASE:Fractal Design FD-CA-DEF-MIN-C(mATX 電源)
OS:Windows 10
SP:ONKYO GX-70HD

これは初めて自作したPCで今もお気に入りだ。このCPUは省電力で熱くはならずにとても静かな上に静穏ケース、快適だ。ネックはメモリの少なさ、これは後に買い増しできるように2つのソケットの一つに16GBとしていた。結局はもう一つを足す事はしてしないので、巨大なCAD図面作成に3D作業やPhotoshopで幾つもレイヤーを重ね始めると直ぐに音を上げる。PCアプリケーションの更新ではOSバージョンが問題となり、アップデートすればギリギリな状況だった。

■2024年
CPU:AMD Ryzen7 8700F
MB  :ASRock B650M Pro RS Wifi (B650 AM5 mATXDDR5)
メモリー:Crucial CT2K32G48C40US(DDR5 PC5-38400 32GB×2=64GB
グラボ:ASUS RTX3050-O6G-LP-BRK (RTX3050 6G)
ファン :Scythe 虎徹 MARK3 SCKTT-3000
SSD:KIOXIA SSD-CK2.0N4P/J (EXCERIA PRO NVMe Gen4 2TB)
HDD:W.D WD80EAAZ (SATA3 8TB 5640rpm 256MB)×216TB
電源:Corsair CX550 2023 CP-9020277-JP (550W)
CASE:ASUS AP201 ASUS PRIME CASE MESH (MicroATX)
OS:Windows 11
SP:YAMAHA HS3

とどのつまり、3DやPhotoshopで画像を扱うのがPCを使い始めた当初から常に不足と戦っていた。今のPCで10分で出来るパースに対して画素も画質も遥かに及ばぬ画像のために平然と1日を要し、やり直しなら更にもう1日って!作業は博打に近い。何時終えられるかも約束できず果てしない。

その頃に苦労して得たパースの輝きは今も失ってはいないと思う。そこは不思議。

ということで以前からPCのスペックには敏感で何時しか要望出来るようになっているのだと思う。メーカー製のみならずネットでパーツを選んで買えるPCも、内容は基本部分しかわからず何が組み合わされているのかは不明で、メーカー製なら都合に合わせて機能がOFFになっていたりする。今はUSBを差すだけかBluetoothで繋げられる周辺機器も嘗ては難儀した。HDDはもちろん、時にはCPUを載せ替えたりもした経験から・・・今は組み立てるだけなので自作もできてしまった。

しかしながら・・・ここ5年だろうか?性能比価格がべらぼうに高く、同等性能の製品なら1/3の価格で手に出来た印象を拭えない。

今回はメインで使っているCADとPhotoshopを更新しているのだけれど、OSもバージョンアップした上に!なので・・・一気に変更が押し寄せ困惑の年末。せめて年の瀬で仕事を終えているので・・・お正月休みの間に少しでも慣れておかなければ・・・

あきらめて既存のPCとアプリで済ませてしまおうか?と思わなかったハズがないぞ。ただ、4000万画素のカメラのRAWデータの現像に加工、作りこんだ3Dモデルの製作にレンダリングをとなれば、その速さを一度体験してしまうと戻れない。快適にはなっているのだと思う。まるで違う様々ではあるけれど、慣れることが肝心らしい。慣れ親しんだ環境を捨てる?事が常に求められるのが、今の私の仕事のツール。鉛筆一つで自分を表現してきた!か出来た嘗てを恋しく思ったりはする。描いた絵がどのような「空間」なのかはツールによらず把握できる。取りあえずは今は住まうの「人」なので学び覚えた世界が変化しているわけでなし。果たして、どこまで使いこなせるのか?新年を前にして覚悟を過去一で実感する。

つまり、まだ年賀状を仕上げられていない。どうしよう?PhotoshopのみならずLightroomも一新されていて、ノイズ除去にAIを使うと驚くべき事態で、事態を飲み込めず。気休めにと年始に持ち越された計画も一新されたCADの前に何となくの作業しか進められず・・・まぁ、頑張るぞ!・・・頑張れるのだろうか?何というか、とても怖い。