2022-03-22から1日間の記事一覧

記念塔のモデリング その⑦ いざ、モデリング。 

準備は丁寧に行う。3D、つまり立体は平面では見えない裏や表の様々があるので、出来るだけ備え理解しておくのが良い。製作途中で不明が生じ場合、時に計画し直す事も在り得る。特に曲面や斜め線がある場合はより立体的な把握が必要だ。そして、モデリングは…

記念塔のモデリング その⑥ が、しかし。

トレースすることで、ヴォリューム感はつかめた。ではあるけれど、しかし、何とも気に入らないのはやはり、図面が怪しい事に尽きる。本当に良いのか確認のために・・・図面を改めて見直す。キーとなった図面がこれだ。これは塔のデザインのルール解説書にな…

記念塔のモデリング その⑤ トレースを始める。

CADに画像データを取り込む。モデリングの、随分とアナログで不確かな第一歩になる。 画像図面の「線」とは、唯の点の集合に過ぎない。コピーの限界は明らかだ。平均値を求めるように、ここにCADでベクターな方向性ある線を引く。この作業は感覚的に正解に見…

記念塔のモデリング その④ 画像図面をCADに取り込む。

画像で製作した図面、コレしか頼りがない。CADに取り込みトレースをする事になる。これは製作した画像の図面。画像は写真と同様でスケールは無く、水平垂直も感覚でしかない不確かなものになる。CADはベクターデータと言い、数学的に再現できる『線』が支配…

記念塔のモデリング その③ トレース図面の製作。

3Dモデリング等と言えば先端的な響きはあるものの、手探りの地道な作業でしかない。特に、図面が青焼きスキャン画像ともなれば尚の事。昨今は・・・つまり自分の環境ではCADで描いた図面を直接、3Dにモデリングが出来る。それが、その図面は不確かな青焼図…

記念塔のモデリング その②

3Dモデリングは、ある取り組みでの依頼になる。依頼主が問題で、同窓の大先輩でしかも、上手く断れないよう取り込まれてしまう。本当はお正月休みの時間のある時にならとしてたものの、忙しい最中での作業となった。元々、この塔のデザインには興味があった…

記念塔のモデリング その①

書き出せばキリがない思いれのある、江別は野幌森林公園にある百年記念塔はとても綺麗な塔だ。大地から聳える具合で、黒々と聳えるのも良い。北海道に映えるデザインを確認出来る。アレコレは機会を選んで記したい。 数学的な美しい局面のクールさと、土着的…