2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

夜海

以前からずっと撮りたいと思っていて、室蘭を訪ねる時は三脚だけは積んでいる。撮ったのはイタンキの浜の夕方遅く。ただ、この日は台風で防風雨の最中だった。道路は砂で覆われ、外に出ると砂が飛んできて痛い。海に向かうのも困難な有様で、明らかに写真を…

有珠、善光寺を訪ねる。

有珠は特別に美しい場所ではないかと思う。その入江の更に入江状の山間にスッポリと収まるように佇むのは北海道の蝦夷三官寺で現存する有珠の善光寺。よくぞここに!という場所に適切に建築されている。その二つの屋根は特徴的で、今では手入れも大変だろう…

室蘭。

私の通った母校、室蘭工業大学のある室蘭は第二の故郷、今もって特別な思いがある。始まったばかりの建築計画は様々な問題を抱えていて、この日は事前相談をすべく胆振総合振興局の建築課を訪ねた。打合せを終えると既に外は暗く、陽の短さは冬の近い事を実…

リズム?

3年前にPMFのオープンドア・コンサートを訪ねた。今は無い企画なのだけれど、オープン故に自由な取り組みがなされ興味部会演奏会だった。訪ねた際にマリンバ奏者だけの演奏会があり、その時の演目が”STEVE REICH”だった。ミニマルと称される彼の音遊び?は刺…

いつもの森の、秋の終わりの季節。

落葉が敷き詰められた散策路、木洩れ日が点々と小さな場所を強く照り、「場所」があるよと知らせるようなスポットライトになっている。誘われて撮らされてしまうのだけれど、撮れば綺麗な写真に見えなくもないし、当然、気分は良い。実際の場所も気分がいい…

9月の森の中

先月末の9月の末の、何時も訪ねる西岡水源地での一枚。嫌いな人には申し訳ない。色づき始めた森の中、まだオオルリボシヤンマにも出会えたし昆虫も居て、藪では藪に住まう野鳥が非常に賑やかに音を立てていた。森は濃く鳥目ではない私には見えないけれど、小…

豊平川からの眺め。

今頃載せるのは、9月に豊平川から眺めた一枚。今年の夏はあまりに暑く、夜に涼を求め思い付いたのが豊平川の河川敷、夜のサイクリングをずいぶん楽しんだ。清涼というよりは強い程の風が通り抜けている河川敷は、街中にあって周囲と切り離された別の空間に思…

ラグビーを観て覚えた言葉

ラグビーを観戦していて興味深い言葉を知った。一つは「unplayable」。競技においてボールが出せずにゲーム進行を妨げる状態の時に使われていた。「not」で否定せずに「un」で表現するあたりに、意気込みはあるのだけれど仕方ないという、やや肯定的な表現に…

「くり」と入力すると「庫裡」が最初に出てくる。これはもうPCも仕事病にかかっているのかもしれない。もちろん、最初に「栗」と表示されれば面白くはないのだけれど。秋だ。アトリエの窓の外には・・・栗が見える。もう空になったものも多い。夏以降は雨…

徒然だー

久しく更新していなかった。気付けばもう10月の、しかも後半に差し掛かる。暖かいはずだと信じて半袖を着れば寒く、アトリエは早、ストーブ無しでは厳しい。今年の紅葉は様子がおかしいとは聞くものの、本日は新しい計画の敷地を訪ねる予定だ。ちなみにスポ…