2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧
随分古い映画で、本当に昔に1度観ただけのような気がする。大学の図書館にあったキネマ旬報の、たしかイラストでこの映画紹介さていて、そこに記されていたセリフが『豆スープのような霧だ』だった。何時か、そのセリフを確かめるようと思っていた。先夜、…
ふと懐かしいタイトルを見つけ、観てしまった。『ファイナル・カウントダウン』現代の航空母艦が真珠湾攻撃前夜にタイムスリップしてしまうという、実に男の子向けの娯楽傑作だ。子供の頃に水曜ロードショーか金曜ロードショーか何かで何度も観た記憶が残る…
敷地を越えて大きく等高線を作成、これは1m高低差図。敷地周辺は20cm高低差で描き上げた。 補助線やらを整理する。100m×100m以上なので1haも等高線を描いたー、泣けた。 一気に立体化する。全体は14m、20cmコンタの1haは8m程の高低差になる。 俯瞰す…
本当に只管、地味な作業き、負けそうになり、挫けそうになり、諦めそうにならないわけはなく、けれど終えなければ次へ進めないので、そこは諦めて作業にあたる。この数日は果てしなくマウスをクリックし続けていて、手首は腱鞘炎の一歩手前、親指と小指、人…
勾配のある敷地、等高線と格闘し過ごす。立体で考える上で避けては通れぬ等高線のトレース・・・とても手間がかかる。諦めたくなる。けれど、諦めるわけにも行かぬなー敷地周辺を含め眺めると、どうも沢が入り込み低地になっているようだ。そこに向かって傾…
札幌駅と大通り駅を結ぶ地下通路のチカホを祝日に行き交う人にとって、これが何なのかは説明不要だった。図面に模型、始めて見る人がこれを「百年記念塔」だと知っている。建築家集団による展示、敢て写真を飾らなかった。それは昨夏のギャラリー展も同じく…
追加のパネルは前日に製作する。設営は5人、計画図は事前に配布する。計画③で意図した空間創作、設営とは工事、私は設計における『監理』を行う。■設営手順①展示パネルを「ハの字」に設置する。②模型台を配置し、模型を設置する。③(模型の)背景パネルの設…
チカホ展様に新たに制作するパネルの検討。アトリエの壁に貼っては確かめ、修正を加えを繰り返した。まだ、貼ったままだ。ギャラリー展では図面からモデリングする過程で得た造形プロセスが最重要だった。実は模型ではなくそれがメインだった。実際、案内さ…
計画①で記した展示をどう創るか?実際に計画を行う。【Phase 1】現況チカホ通路壁面は上部に間接照明が組み込まれている。「横幅」を示す良い照明だと思う。直下照度は最小限ながら十分、陰湿な印象を避けるには空間に広がりを与えるのは良い。 【Phase 2】…
告知のためのチラシが求められ、悩んだ末にお正月に製作する。ギャラリー展で使ったデザインの焼き直しではある。この時の試行錯誤は有効、但し図版と背景はリニューアルしレイアウトも実は一新している。図面からCADデータを起こし3Dモデリングし、それが…
昨年末に記したとおり、ある日突如さらわれ連れて行かれ「ココ」でと告げられ、「任せた」と会場の申し込みも含め全てを一任され・・・丸投げだな。「何故こうなった?」と悩ましいお正月を過ごした。場所を得たら「空間」を模索する。これは職業上の習性だ…
当日の展示風景。これは菅原さんから頂いた写真。塔はカッコ良い。子供が素直に興味を抱けるだけ十分にカッコ良い。意義や意味を探すのでなく、塔の存在に魅かれる素直さはデザインについて改めて学ぶ機会となった。 朝9時から5人で設営したのだけれど、照明…
記念塔の表層は『コルテン鋼』で覆われている。写真は当日に展示しいてたサンプルだ。一般の鉄は生じた錆が浸食し基材は朽ち果てる。対してコルテン鋼は錆は安定した層を形成し基材を保護する。 サンプル中央に刻まれた深い傷が輝いているのが分かるだろうか…
2023年1月9日にチカホにて、『百年記念塔は健全・塔解体の再考を』展を催した。主催は北海道百年記念塔の未来を考える会。この会は道内の主な建築家並びに構造家、歴史家からなる技術者として意見を提示した。 展示は会員総意による。 意見書として代表から…
夜は自分の時間だ。これは昔からの習慣で、忙しい時でも寝る前には自分の時間をつくり・・・大抵は飲んで過ごし寝てしまう夜も多いのだけれど、お正月だけは無制限だ!多分。その時間を読書に使えば良いのにとは思う。何をしているのか?と言えば多くはプラ…
新年あけましておめでとうございます。今年も31日に年賀状を書き上げた。些細なやり残しは積もってるなーお正月は好きな事して過ごしたいな・・・というわけにも行かなそうな。秋にニセコで竣工した住宅は未だ未案内。薄暮を待って撮った写真が綺麗だった。…