百年記念塔チカホ展 その① 報告


2023年1月9日にチカホにて、『百年記念塔は健全・塔解体の再考を』展を催した。主催は北海道百年記念塔の未来を考える会。この会は道内の主な建築家並びに構造家、歴史家からなる技術者として意見を提示した。


展示は会員総意による。


意見書として代表からの文言を。
普段は「親分」とか「座長」とお呼びする藤島さんは同窓の大先輩だ。この展示は「任せた」と一任されてしまう。当初はこの倍の文章、展示に合わせて読み易く簡潔にと求め半分にして頂いたものの・・・長い。果たしてチカホの展示で読んで下さった方は多くは無いとは思う。けれど、意見書は熱い。百年を期して臨んだ塔を50年で終えるのを許容してはいけない。


最後に、これは3年程前に小樽で行われた展示会で記されたアレクサンダーの一文を、お借りする。見つけて来たのは後輩ですが。『塔』についての極めて綺麗に説明された文章だ。


連休最後の月曜日、一日だけではあるのだけれど、御覧のように展示を催した。写真はこれまで数々相談し設営も含め一緒に取り組んだ友人の長谷川くん撮影の朝の一枚。彼は写真も上手い。

展示計画は後に語るとして、果たして万人が往来するチカホで理解を提示できるのか、我々の挑戦が始まる。



■記事一覧
百年記念塔チカホ展 その① 報告
百年記念塔チカホ展 その② コルテン鋼と構造
百年記念塔チカホ展 その③ 展示風景