2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

天体観測

赤道儀が自動で星を追尾し始める際のモーター音を聞いた時に、何かを強く感じた。地球の自転と連動し誤差を逐一調整しつつ狙った天体を高い精度で追尾する装置は、まるで意識があるかのよう。正しく機械なのだけれど、見事だった。三脚の上に台座を取り付け…

『ナナカマド』の整理。

春先の葉の様子。開き始めた頃。『7枚』『9枚』『11枚』『13枚』『15枚』ナナカマドの葉は先端に1枚、その下に3対~8対程の葉の奇数枚で構成される。私がこの春に見つけたのは15枚まで。

星空

中央下やや左に「さそり座」が居たのだけれど、写真ではわからんナ。夜空の暗さにこれ程のグラデーションがあるとは、驚く。RAWで撮って現像時にノイズをある程度除去したので、写っている光点は全て何かしら天体になる。どこか星空を楽しめる場所はないもの…

夏至近し。

基本に夜型の私にとり今時期の夜は極めて短く「夜更かししてしまったか?」と罪深く感じてしまう気難しい季節です。早起きして夜明けを眺めるのは稀なので、夜明けを眺められるという意味では好きで。夕暮れなら灯り始める街灯類、朝は消え始めるので明暗の…

フィボナッチ数列

『フィボナッチ数列(数)』は造形理解の際に例えば『フラクタル次元』等と同じく必ず登場する数学だ。自然の造形の中に潜む数学の存在は衝撃的で、人が見たいから見たのではないか?と思える程に完成された理想の数が並ぶ。フィボナッチ数列は貝殻の構造な…

とあるS造(鉄骨造)のカーポート、更に追加。

■Phase1:閉じた状態■Phase2:2面全開放!■Phase3:展開!3Dモデルを一度製作してしまえば、後にアレコレと試す事が出来る。「カーポート」で計画されたこの小さな建築には「物置」も設えられていた。この物置は庭に面していて、道路からの視線を遮る目…

映画を観る。

日帰り仙台は雨、予想を超え7km前後も歩いた様で運動不足も重なりこの週末は足が痛かったです。所要を終えた後に微妙に時間が空いたので、以前も利用した駅東にある小さな映画館を訪ねた。観たのは『せかいのおきく』。江戸時代の青春ドラマだったようなのだ…

エゾシロチョウ

或る日、窓際室内で羽ばたきの音がした。スズメバチとは違う大きな羽音、眺めるとそれは白く奇麗な蝶だった。気付けば窓の外にはヒラヒラと白い蝶が群れを成し飛んでいる。昨年まではモンシロチョウだと思っていたのだけれど、それは一回り大きな立派な蝶だ…

この世の終焉のような、日常の朝。

夜更かしの朝、屋上から眺める6月の陽は随分と北から・・・街灯もコンビニの看板も消灯した暗闇から昇る。日常の朝は相変わらず常に劇的だ。 東を向いたアトリエの窓から平行に差し込んだ陽差しが壁に光の穴を開ける。少し前に空が白み始めたかな?と思えば…

週末は所要で日帰り仙台。

仙台及びその近郊に通ったのは暫く前の事になる。名取で設計した住宅は【 DOMA/NATORI 】、そうそう訪ねる機会はなく、その機会!なのだけれど、今回は所要で日帰り仙台、訪ねる余裕がないのは心残り。建築工事中の竣工前の室内光景を一枚。写真右手が南側…

【カツラの枝葉モデル】、バージョンアップ版 

少し前に製作した【カツラの枝葉モデル】の『枝』部分の改良を試みた。左右は固定し上下に可動する仕組みはラインでテンションを掛けて姿勢を調整する。枝と葉はセットで、このモデルでは8つが並ぶ。枝は各々に角度が振れ、枝先へ行くに従って持ち上がり伸…

とあるS造(鉄骨造)のカーポート、追加。

左は公道、右は庭、その間にパーポート。折角、カーポートが壁となって庭を隠すのなら、そこはプライベートなコートになる。そのコートを眺められる建築に出来るなら、それはとても楽しい。 【 DOMA/Yamanote 】はその方法を実践している。通りからはこう見…

とあるS造(鉄骨造)のカーポート。

取り合えず、モデリングする。何が出来ているのか?理解するにはやはり「立体」で眺めるに限る。プランだけではわからない事が実に多い。スケール感が出る様に目地や板材の割付を施している。設計が進むなら、壁と天井の割付は合わせたくなるだろうな。細か…

とあるS造(鉄骨造)の下屋建築。

四半世紀前になる。当時のデジタルカメラは昔のガラケーのカメラ程度、おそらく30万画素しかなかった。フィルムで竣工写真を撮らなかったので案合出来る写真がない!けれど、Googleの航空写真では存在しているので、今も健在だ。とある社屋、気を配られたデ…