2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

案内

という具合にプレゼンテーションされる。この計画は『和』だそうだ。使った私の写真は佛願寺の一枚。

a sence of scale

『スケール感』とは『a sence of scale』と訳せるらしい。ニュアンスはどこまで共有できるのか分からないけれど、先日は外国人のオーナーさんと打ち合わせをした。言葉ではとても説明が出来ないのは、相手が日本人でも同じこと。そこで、模型を携え訪ねた。…

スケール感のある設計。

ブログを書き始めて今年で10年になるらしい。書きたい事、お話したい事は尽きない上に、日々の思った事や感じた事を日記にすれば尚の事。今は仕事の上で『スケール感』、つまり大きさに対する概念、感覚を正す事に注視してもいて、これが建築設計の根幹にし…

【DOMA/道南の家】追加写真。

【DOMA/道南の家】の写真を追加する。カレンダー用の撮影で東京から来られた敬愛する写真家さんの撮影現場に立ち会う。彼が作ったシーンを撮らせて頂いた。私がウロウロするので「撮らせてやる」と挑まれる。プロは何を省き、何を残し、そして何を写て行くのか…

オリオン座の馬頭星雲

馬頭星雲で検索すれば、かの有名なハッブル宇宙望遠鏡で撮影された不思議な写真が出てくる。これはオリオン座の中にある。オリオン大星雲の上、中央の三ツ星の一端の側に馬頭星雲はある。天体を撮る知人から、撮影したRAW(生データ)を頂いた。聞いていたの…

人の居る事が似合う空間、抜群のプロポーション。

抜群のプロポーション・・・だと思う。【DOMA/道南の家】の写真です。曇り空で写真は映えなかったのだけれど、RAW現像をしてみると案外に良い写真を得る事が出来た、嬉しい。軒の低い所は2.5m程で手の届く範囲にある。悩みに悩みぬいて苦労して得たスケール…

徒然・・・朝ドラを見る様になって久しいのだけれど、夕方に再放送されているのを録画してまで近年は眺めている。『ゲゲゲの女房』が先日終わる。印象的だったシーンがあった。水木先生がスランプに陥った頃、子供達は電子ゲームに夢中になり、川は護岸され…

プロポーション

例え話としては御幣があるかもしれないのだけれど、スケール感等々について記してみたい。スケール感覚は設計する上で絶対に欠く事が出来ない。それは空間の大きさに関わる感覚で、適切なスケールの空間の心地良さは格別だ。身体にフィットする様は、座った…

最近は豊平川を歩く。

昨夏から豊平川河川敷を歩くの好きになっている。降雪までは転車でしたが。歩くと、結構な距離があるし、歩いた割に風景は変わらない。車の音は遠く、強い川の流れの音が響き、冬は人も疎らで静けさ在る場所らしい。年末に貯めこんだ所用のために一日街を歩…

2020年 明けましておめでとうございます。

昨年の一枚は、やはりこれになる。人工照明も良い。お寺の本堂を、伝統的なお寺の空間常識を覆し創り上げた。本来区分する外と内を一体化させつつ空間は文節させ、本来は暗く設えるべき部分に自然光を与えた。薄暗い奥の奥に蝋燭を灯し浮かび上がる金色の世…