9月の森の中

f:id:N-Tanabe:20191027003850j:plain

先月末の9月の末の、何時も訪ねる西岡水源地での一枚。嫌いな人には申し訳ない。

色づき始めた森の中、まだオオルリボシヤンマにも出会えたし昆虫も居て、藪では藪に住まう野鳥が非常に賑やかに音を立てていた。森は濃く鳥目ではない私には見えないけれど、小さな鳥でも出す音は大きく、熊!?と時々思わせる程で、形容すればそれは、騒々しいと言える。騒々しいもう一つは、例えばドングリだ。落ちると音がする。それがまた騒々しく、「落ちたぞ!!」と、ボタボタと落ちてくる。

虫好きで元来の虫目の私は地面にばかり目が行く。この日は、その目線の先に長いものが動くを感じた。一瞬躊躇したのがいけなかった。足は出て踏んだのだけれど、そこは優しく押さえただけで、結局はスルスルと藪に中へ、速かった。けれど、写真は撮れた。カメラ任せでシャッターを押しただけなんだけれど、横眼にこちらを見ていたみたいだ。暖かさを偲んで日向ぼっこをしていたのに、邪魔しやがって!!とブツブツ言うが聞こえてきそうだ。・・・お邪魔して申し訳ない。