深夜の豊平川散歩。

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昨年覚えた例の場所、雪解け後に初めて来る。久しぶり・・・2月以来だ。
夏以降は手前は河川の中に降りる事が出来る。大雨でもない限りは多分。
流石に雪解け水、定山渓なのかもっと奥なのか、大量の水が押し寄せる。
夜の闇の中で聞いた事のない程大きな音が響き、やや怖くなる。
こう水が多いと中島公園側の対岸は、更に船のような巨大な構造物に見える。
夜も早い時間は快晴で星が見えたのに、厚く垂れこめた雲に街の灯が映える。
なかなか、好みの光景だ。

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雲の具合、川の流れの強さ、光具合が一点に向けて流れ込む様な具合。
今日は超広角レンズを持って行った。昨年の東京、今年のタイ旅行のために
用意した携帯用の三脚が勝って良く助かる。
中島公園までを巡る、自転車でのやや長距離散策。夜だし、誰も居ない。

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少し街はずれの豊平川、闇の中でゴゥゴゥと音を立て圧倒的な量の水が流れる。
あまりに多いので、少しもったいなく感じる。治水の技術により円滑に海へと
流しているのだろう。肥沃な土地を作るには近隣にまき散らせば良いのだろうか?
そんな事をしたら大惨事になるわけだけれど。

今年の初めに歩いた際にあったオレンジのテープを巻いた一体は
見事に刈られていた。この量の水が更に溢れるなら、河川周囲の雑木は
流水の邪魔になるに違いない。定期的に排除されるのだろう。
夏場なら藪漕ぎ作業、寒くとも冬に調査し印を付け、雪解け前に終える、
のが常なのかもしれない。人知れず守られているのだと知る。