画像で製作した図面、コレしか頼りがない。
CADに取り込みトレースをする事になる。
これは製作した画像の図面。画像は写真と同様でスケールは無く、水平垂直も感覚でしかない不確かなものになる。CADはベクターデータと言い、数学的に再現できる『線』が支配する別の世界になる。
トレースの際に線を見失わぬ様に、画像データの時に色を変える。
黒は明度差が強く間違いない線を引けるので、取り込む図面は薄く色のあるものに変化を済ませておく。これは、過去の経験から作業効率を高めるための合理的な采配になる。
何とか仕上げた一枚一枚を、この後にCADに取り込む事になるのだけれど・・・あまりに線が合わずに諦めたくなるのであった。