【 百年記念塔 Digital Reconstruction 】その1 撮影。


展示会場での一枚、これは実写です。なんとか綺麗に会場を設える事が出来ました。手間は3Dプリンターによる模型です。塔の高さは100m、その1/100スケールで全高1mの模型は圧巻。これは高校の同級生が制作しました。

背景はA1サイズ6枚組のパネルです。これは実施図面の中でも特に重要なデザイン解説図、これに描き起こしたCAD図面を重ねて配置しています。この一枚を眺めるとデザインの秘密が明かされます。

こうして50年前の建築、その図面から解き明かすのは技術者にしか出来ない事、これも設計の仕事です。実際、傑作とされる建築や気になる建築、気持ち良い階段を勝手に計測してみるなど、図面に起こしてみたり調べる事は日常の事、発表する機会は稀ですが、今回はギャラリーで挑戦してみました。

やはり実体のあるものを実際に見て頂く機会は楽しい。


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