【DOMA/yamanote】の「ドマ」を振り返る・・・⑧

【DOMA/yamanote】の竣工引き渡しは10月30日だった。
私が占有出来るのは工事期間の最後の一日、前日から当日夕方まで撮影をして過ごした。まる一日の陽のウツロイを眺めたく、幸運にも秋の空は晴れわたり、終日楽み過ごさせて頂いたのを今も覚えている。ドマには大きな窓があるものの、室内の光環境は他の多くの窓が効果的に働くかが大切で、直達光と天空光、室内に作られる影まで含め眺め、時々写真を写した。

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ドマは吹き抜け共に全長を貫いていて14m弱になる。先に誰かが居れば、気配は感じると思うけれど、何をしているかを知るには至らない。体感的には10mも離れると自分の注意力範囲から外れる。そういう距離感を保つことでオープンな室内空間が出来ている。

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ドマも吹き抜けも狭まったり広がったりとしている。眼下に伸びるのがドマの空間。

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オーナーから届いた先日の写真は、ココで子供達が寝転びお絵かきをされていた。しかも外は雪。走り回る事までは想定していたけれど、寝ころんで寛ぎだすまでは想像しなかったな・・・想定していたのは、酔ったお父さんがクッション一つで寝ころび出すまで。

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リビング、ダイニング、キッチンとドマを一望。撮影二日目の午前中の、お気に入りの一枚。