【DOMA/yamanote】の「ドマ」を振り返る・・・⑥

補足写真を。

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「ドマ」から三角山を望む。見えて安心。実際に見えるかは、実際に確認しなければ。

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「ドマ」のメイン開口部は5.4m幅、とても大きい。
こんな大きな窓を設けて良いのか?と思えてしまう。「ドマ」はまだ仕上がってはいないけれど、既に床暖房は敷設されている。コールドドラフトは床暖房が対応する。リビングは室内柱の手間にある。夏の陽差しは厳しいけれど、差し込むのはこのドマ程度、冬は奥まで陽が届く。

開口の向こうはコートとなる。物置と塀は未だ未施工、囲まれたプライベートな屋外が室内と対となる設計だ。

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室内仕上工事が進んだ夜の工事風景。仕上がる前はハリボテのようにも見えるけれど、仕上がった時を想像しながら「監理」をする。

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自分達で塗る、セルフ施工の時の「ドマ」の吹き抜け。ジョイントや釘跡部分はパテが盛られている。ここは素人が手を出すには高所なので職人にお願いをする。彼等は流石で、仕上がりは実に綺麗だった。家の中に足場があるのは、工事風景ならでは。


実はそれほど小さくはない「DOMA/yamanote」、設計当初は要望のままなら巨大な建築になっていたと思う。仮に将来、その必要があれば、この吹き抜けに床を張ればと考えている。

空間は、楽しめる方がイイ。最大限に床が欲しい状態はそう長くはない。住宅建築、一つのも区切りは30年だろうか。そこで朽ちる程に脆い建築は設計していない。メンテナンスを行い、適切に使われていれば長く住まえる。その間に必要に応じて変遷できる余地は大切だと思う。

住み慣れ、空間を使いこなすなされれば、私が考える以上の創意工夫が生まれもする。可能性を残しつつ、コストの範囲で最大限の楽しさを探す設計。

 

 

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