2021-01-15から1日間の記事一覧

タイの旅、2020年を改めて ⑦ 開口部と陽射し

開口部、日本では障子戸が用いられた。北海道ではどうなのだろう?障子は和紙を用い、降り注ぐ日差しを濃して室内に柔らかい光を導く。谷崎潤一郎の陰影礼賛の世界になる。タイに陰影礼賛があれば、なんと記されているのだろう?興味を覚える。私の見た開口…

タイの旅、2020年を改めて ⑥ 昼間の、強い影。

南方地域らしい室内風景ではないかと思う。熱い陽射しが室内に強い影を作り出す光景は印象的だ。暑い地域では、窓は設けないのだと思う。窓が在れば陽射しが熱を室内に招いてします。窓の目的には「採光」「換気」「眺望」がある。自分が設計する際は室内環…

タイの旅、2020年を改めて ⑤ 日本では無いと実感した光、灯り。

チェンマイを訪ねたその夜に訪ねた近所のお寺、その境内には目的不明な場所があった。寺院の奥には人の生活があるようで、それは大きな池で隔てられていた。中央に設けられているのは浮橋らしく、バナナの木の葉の様なものが敷き詰められフカフカの道になっ…

タイの旅、2020年を改めて ④ 屋台はイイ。

ここは中心市街地に設けられた屋台スペース、観光客向けの施設かな。値段は高めであった。市場と言うのか、これは都市のあちこちに在る様で、地域毎に個性が違ってくる。地元の方の行く所は、少し怖い気はする。有名な所はどこも観光客を相手にするのだろう…