タイの旅、2020年を改めて ④ 屋台はイイ。

f:id:N-Tanabe:20200203214309j:plain
ここは中心市街地に設けられた屋台スペース、観光客向けの施設かな。値段は高めであった。市場と言うのか、これは都市のあちこちに在る様で、地域毎に個性が違ってくる。地元の方の行く所は、少し怖い気はする。有名な所はどこも観光客を相手にするのだろうけれど、アラビア人?の多い場所ならカレーがあったりカバブがあったりもした。

f:id:N-Tanabe:20200203214830j:plain
ここは冷やかし程度で次へ移ったものの、喧騒の最中でカメラを構えるのは忘れてしまい、写真がないよ。

f:id:N-Tanabe:20200204192523j:plain
これはチェンマイの、やはり整った施設であった。焼き鳥?に見えるものもあるけれど、塩コショウという味付けはなく、肉類は固めだったかな。餃子は旨かった。

f:id:N-Tanabe:20200204192534j:plain
あれもこれもと、食べきれない程に注文してしまう。美味しいものもあれば、そうではないものもあった。海老蟹を殻ごと炒める中華風は美味しかったものの、手づかみであったし大騒ぎになってしまった。

f:id:N-Tanabe:20200204202058j:plain
チャンマイにある大きな市場。ここはお土産屋さんなのか、スーパーなのか、様々があった。

f:id:N-Tanabe:20200204201743j:plain
えらく広く、どこまでも続くかのよう。

f:id:N-Tanabe:20200204201804j:plain
こういう屋台が成立するのはやはり、暖かい地域だからなのだと思う。帯広にある屋台村はやはり魅かれるものの、冬は囲われる事も考え小さな店舗の集まりになる。そう言えば、三ノ宮の高架下は非常に楽しかった。屋台はカッコ良くなればカフェテリアかもしれないし、様々な形態がはあるのだと思う。

調達したものを売るお店も在れば、手作り品を売る店もあった。木や葉で昆虫を作り売られる方がいて、しげしげと眺めさせて頂いたりもした。デパートなのかもしれない。どこかなにか琴線に触れるものがあり楽しい。いざ探そうと思えば見つけられないかもしれない。目的を明快にして買い物をするのも良いのだけれど、何があるのか得体の知れないのが良い。中には作っている人の居るのが面白い。

ここでは、疲れた時にマンゴーも頂いた。

f:id:N-Tanabe:20200205104114j:plain
昼間は自転車を借りて走る。片言しか話さないアンドロイドのような方と交渉をした。

観光客を相手にする市場や屋台は衛生さ治安の良さは約束されいると思う。自転車で郊外へ進むと、やや怪しげな場所にも出くわす。上水も下水もない道端で数店が軒を並べる小さな屋台などは、日本人が手を出して大丈夫か不安になるな。衛生観念は世界共通の観念に違いない。日本でならどこへ行っても不安を感じる事はない。怪しい所もあるけれど、食べる事が出来ない事はない。けれど違う国へ行けば、同じかは悩ましくなる。

それに、歩き回っていて気になるシーンを写せるか?これも少し悩ましかった。もちろん自分は観光客に見えていたのだと思う。写真など撮り出せば隙だらけだろうし、カモに見えてしまうかもしれない。どの程度の用心が必要か?これも分からん。旅慣れれば区分は出来るようになるのだと思う。

半年一人で歩いた欧州の旅の際は、ユースホステルも多用したし、あれは勉強になった。何時しか大人になってしまった自分は、あの汗くさい多人数部屋でろくなマットもない場所で今は寝れるだろうか?旅人ではなく住んでいる人に近い目線で眺められればなと思う。


訪ねた頃のタイは乾季で過ごし易いと聞いていた。雨季を考えると屋台はどうなるのだろう?大屋根を掛けていれば何とかなるのだろうか。空調をしないと決めたなら高架鉄道の駅舎の様に風通し良く雨を凌ぐスタイルが一般的になるのだろうな。



もしも近所に屋台があれば、とりあえずお腹が空けばふらりと行くに違いない。北海道でなら一番近い印象は中島公園の札幌祭り時の屋台に近い。ただ、来る人が違うし、バリエーションは多様だ。雰囲気なら三ノ宮のガード下は近しい。

札幌祭りの際は一度は歩く。街灯に寄る虫みたいに吸い寄せられる。ただ、そのくせに人混みではどう振舞ってよいやらわからなくなるので極めて苦手ではある。けど、アジアの屋台は興味深いな。人がたくさん居るのは実に面白い。