Compact house 考 リビングで大の字になれる家を考える ⑳:B 人を置く。

Compact house 考⑳:Aで案内したパースに、人を置いてみる。人を置くと一気にスケール感を感じられるだろう。

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人を立たせているので何だけれど、アトリエが一段床が低く、本棚塔にはLOFTが在るので、室内は実はとても立体的だ。奥にあるベッドスペース(寝室)は10m以上も離れているので実際は遠い。話しかけるなら大声になる距離で、気配は感じてもキッチンからは何をしているのかは分からない距離感になる。


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天井を白にすると少し印象が違う。生活時は人は座って寛ぐし、なによりリビングは寝転ぶよう考えているので、このような立った人が多いと少し落ち着かないな。


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夜、照明を灯したならこういう感じだろうか。ただ、これでは明る過ぎて落ち着かない。アトリエかキッチンのペンダントを灯すか、フロアライトで壁か天井を照らし、心地良い照明環境を探すのだと思う。その意味では、このパースは全灯点灯で落とした小物を探す時になるかな。

収納を確保している上に、キッチンはアイランドで本棚塔も独立したアイランド形式になっている。右からでも左からでも通ることが出来る。つまり壁が長くどこまでも続いている。照明を当てる壁は何処にでもあるので、居心地良い環境を探す事が可能だろう。


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