雲海。

先日の「雲海」には続きがある。

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斜里岳右から登る陽が空間を広げて行く。地球の丸さを実感する。
眺める風景の奥の低みから、陽が斜里岳に垂れ込める雲を下から
照らし出す。雲の下側のみでなく上が光始めると直ぐに光り出す。

何とも有難い日出。

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みるみると登る陽、つまり地球は自転で回り込み、陽は高くなる。
今は雲海の名所な津別峠、朝3時も回れば駐車場に車は多く、
広場にはカメラマンがずらりと並ぶ。
「今日は雲が・・・」などあれこ言う人達がたくさんだ。
で、このくらい登ると皆が去って行く。
登った直後が雲海撮影のピークになるようだ。

私は、作品を撮るのでなく、自分の好きな光景を探すだけ、
面白かったのでずっと眺めていた。あと3時間粘れば、
この雲海が消えるまでを見れたのだろうな。
・・・帰って寝たけれど。


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雲海の際も見る事が出来た。
屈斜路湖の雲海は太平洋、釧路湿原を経て溜まるとテレビで見た。
北海道を形造った屈斜路カルデラに溜まる湿気、壮大なスケール。
道東東側を使ったパノラマは壮大、ここまで見えるのかと驚く。
その溜まった湿気は雲として視覚化され、その際は外輪山に及ぶ。
本当に海の様だった。