昼間 2020年の写真から。

言い訳をするなら、翌朝一で提出をしたく仕事は夜なべになるので、夜型に成らざるを得ないのだ・・・違うか?高校生くらいから夜好きは一貫してはいるものの、明るい昼間はやはり良い。写真を撮っても、光が十分にあり綺麗撮れる。

敷地を見に行くならやはり昼間、晴れている日がイイ。最も印象の良い状態に出会いたい。夜なら隠れる部分は多く、曇天では陰影に溶け込みハレを探し切れない。動くなら、日が傾き色を失う前がイイ。午前中から昼過ぎまでかな。気持ち良い時間です。

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しばしば、アトリエの屋上に登る。たまにカメラも持って上がる。この空の青さは宇宙をイメージさせる。今は雪が積もってしまい長靴が必要だ。椅子はあって、出して座り過ごしてみたり。見られたていたら恥ずかしいけれど、まぁ、誰も気にはしてないだろうし見られても困らないかと、青空は自由に楽しむ。

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光量が多いと言う事は、こういう写真も綺麗に撮れると言う事。細部まで観察が出来る。陽は偉大なのだと実感する。人の生活の多くを支え、或いは生活を担う全てなのかもしれない。

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西岡水源池での一枚。これは春、開いたばかりの青々とした紅葉の葉は、この季節が最も綺麗だ。落葉で綺麗な一枚を探すのは難しいのに。日差しが丘上から池に落ち、反射する。その照り返しが若葉をシルエットにし煌めく。眺めると新鮮な空気を感じる一枚だと思う。

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浜益川の切り開いた谷間に雲海が立ち込め、そこに聳える黄金山。高みから低地を望み、そこに聳える山を見る構図。下り坂でもあり実際には自分の眼前上に低地が見えていて、宙に浮いたかの様に上下感覚が失われる奇妙な立体空間での一枚。とても印象的な出会いだった。

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アルテピアッツァ美唄での一枚なのだけれど、彫刻は無し。雲が鱗だった。茂る木々に高い空。

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昼間が好きなのは、好きな昆虫に出会えるからかもしれない。そこらの蟻が踊りだす。


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室蘭はトッカリショでの一枚。過去に何度も載せているけれど、これは昨年春のもの。本来なら好きな場所に通ったり、探したりして過ごす季節、自分は動き回らずに過ごしたとは思う。出かける時は決まって超早朝でコンビニにも寄らなかった。お陰で誰も居ない景観を楽しめたのは嬉しい発見だったかもしれない。

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室蘭はイタンキ浜の、イタンキ岬の西側の学生時代から通う浜。水に入っての一枚は画期的だった。北海道の太平洋は襟裳岬で東西に別けられる。この浜は西側になる。これより更に西にある室蘭は地球岬の向こうは噴火湾になる。

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秋に訪ねた十勝の太平洋、襟裳岬の東側は遮るもののない大海、唯の打ち寄せる波は高く、寄せては噴霧になり舞い上がり空を霞める。その白い影の向こうに襟裳岬へと続く日高山脈の一端?が連なっている。