探検の旅は十勝へ ①

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毎年一度は「縄文探検隊」と銘打ち旅をする。道内は各地に縄文の遺跡はあり、博物館巡りを含め面白い。今住む場所に過去は何があったのか?興味深い。場所の価値、選定の理由は、今は経済が支配的だけれど、嘗ては違う尺度があったはず。例えば縄文の頃の人が選んだ住まいの場所は、今見ても特に印象的であったりする。
⇒昨年の旅はここ。
という事で、今年は十勝を目指した。写真は大樹町の海、太平洋。遠くに見えるのは襟裳岬。あの反対側にも太平洋があり室蘭まで続いている。室蘭で見る太平洋よりも、十勝側の太平洋はより波が高いように感じられた。波が打ち寄せるだけでしぶきが舞い上がり、遠くが霞む。

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具体的な名称はボカしたけれど、旅の際には地図を作るのが良い。まぁ、結局はGoogle MAPに頼るのだけれど、それでも地図を頭に入れておくのは欠かせない。タイの旅でも初めて行く場所、目的地の広がりの把握はやはり地図、頭に叩き込んでから行った。十勝は広く、今回はあまり行った事のない太平洋岸へ行く事もあり・・・それにしても広い。近所だと思っていても、往来見学で1時間半なんてことになる。探訪地を間違うと移動で終ってしまうし、海まで行けば一日を要する。

そもそもは音更のお寺を見学、案内したいと考え選んだ十勝方面。札幌からの日帰りは厳しいので一泊二日の日程とし、翌日は太平洋岸を巡る事とした。その目的はトーチカ視察にあった。帯広在住の知人に教えて頂いたトーチカの存在、彼は20年来実地調査をされていて、この機会に是非ガイドをとお願いし視察の旅に至る。

縄文探検と言いつつ今回は縄文要素は乏しい。帯広の博物館と二日目の晩成温泉近所のホロカヤントーの擦文遺跡のみ。建築視察とトーチカ視察の二本立ての探検となる。

段取り8分、コロナ禍での旅でもあり、今回は非常に労多く大変だったな・・・
記事は連投、数多くなるかもしれない。