カヌーに乗る。

f:id:N-Tanabe:20201004123223j:plain今日は久しぶりにカヌーに乗せて頂いた。お誘い下さったのはある住宅のオーナー様、訪ねたのは赤井川のダム湖。久しぶりなので水に浮く感覚が最初は怖かったものの、波はなく風もなく立木は関門の如くで初心者には全く都合が良い。思い切って一人で漕ぎ出してみれば思いの外、乗れた。

自分はパドルを進行方向左側に入れ漕ぐので、右に旋回しがち。パドルを水から引き抜く際に少し立てて残し、舵を切る。これが決まると真っすぐに進む事が出来る。それは、とても気持ちイイ。




暫く行っていないけれどスキーも同じ。気持ちの良い感覚は覚えておきたい。身体で感じる心地良さは揺るぎなく、誤魔化しは効かない。感性を磨くか養うかとまで言わずにただただ心地よい感覚は設計でも大切にする。気に障る時、既成概念に負う時、違和感の残る時、これらは要注意になる。空間は体で感じるもの、この機会で覚えた気持ち良さ、そういうものを集めたい。

・・・ただまぁ、ダム湖はやは人工的で不自然さは否めない。周囲の濃い緑に反してまだ、生物感のない様はある。今年は雨が少なく水は乏しいので、より一層そう感じさせたのかもしれない。ちなみに年内に美々川デビューがあるかもしれない。