縄文探検

【縄文探検】2024年春 ≪案内≫

今回は白老の『ウポポイ』を目指します。探検は5/2(木)開催です。参加、不参加をお知らせ下さい。■探検行程05:00 各自乗り合わせて出発06:00 支笏湖ポロピナイ展望台集合07:15 虎杖浜で朝食付き温泉!08:00 アヨロ海岸で珈琲09:00 アフンルパロ09:30…

春の縄文探検

知里幸恵の映画を観た隊員があり、ならば登別の記念館だ!と思いつく。それに、未だ訪ねた事のない白老のウポポイも行ってみたい。折角の白老近辺なら?温泉に春の太平洋は捨て難くコチラがメインかもしれない・・・どちらかと言えば「月見珈琲会」の延長の…

国宝、黒曜石とその他の痕跡。

白滝の旧石器時代の黒曜石が正式に国宝に指定されたと報道があった。最古の国宝となるのだそうだ。3万年~1万5千年、その頃に「日本」はなく、住んでいる人に「日本人」という意識もなかったろうし、そもそも北海道は島ではなく樺太と地続きの氷河期の頃の遺…

N123教授室を目指す・・・【2023年春の縄文探検】

縄文探検、初めて小幌の洞窟探検をしたのは11年前になる。以来毎年、『探検』と称して友人等と何処かへ行く。これまでに10回以上は計画をし、都度参加者は6~8名だろうか。一度も外した探検はなかったと思う。相当に頑張っているし。今年は悩み抜いた末に地…

『春の縄文探検』の計画。

2023年春の縄文探検は、市内完結の札幌散策編とする。今回は「雪の結晶」を研究された中谷宇吉郎さんの、資料収集から整理、博物館の展示にも携わられたY氏に案内頂ける。開催は5/2(仮)。10:00 ① 北13門 集合10:30 ② 北海道大学総合博物館 13:30 ③ 清華亭…

春の縄文探検

■PLAN ①09:00 札幌発10:30 国立アイヌ民族博物館 https://goo.gl/maps/YUXwPQ5CpNYGQGH8612:00 白老のどこかでランチ13:00 虎杖浜で温泉14:00 アフンルパロ https://goo.gl/maps/isHEVvfEgY1jkqCg914:30 アヨロ海岸 https://goo.gl/maps/e9f1AeAPfP8D8Bah9※…

香炉

先日、江別の埋蔵文化財センターで出会ったこの『香炉型土器』が妙に脳裏に残る。いったい何に使ったのか?香炉?と台座の組み合わせのようだ。炉の部分は浅く煮炊きには使えそうにない。しかも、そこそこに大きい。テーブルの上に置けば、土鍋ほどは占有し…

白滝の黒曜石。その⑤ 接合資料

『国宝』には、この【接合資料】も含まれるらしい。これが何か?知ると極めて驚く。不可能と思われる仕事の成果で、誰がどうして「これに取り組もう!」と言い出したのか?この成果へのストーリーはドキュメンタリーとして是非とも残して欲しい。白い部分が…

白滝の黒曜石。その④ 空想編

今から1万5千年程前の氷河期の北海道では、『あら、素敵なナイフですね。白滝産?』『やはり刃物は白滝産の黒曜石に限るな!』という会話が在ったのかもしれない。『黒曜石の在庫が乏しいの。採ってきて!』『えぇ?今年も?大変なんだよ~』という夫婦の会…

白滝の黒曜石。その③ 技法

洗練された加工技術があれば、このような石器を使う事が出来る。『細石刃』と言う。先に案内をした書籍『北の黒曜石の道 白滝遺跡群』から引用する。カミソリの替え刃のような薄く鋭い石器を骨や木に溝を掘って嵌め込む道具が既に使われていたらしい。その加…

白滝の黒曜石。その② 石器に挑む。

実は一年程前に『石材』について記していた。並列して『石器』についても記していた。更には博物以外の資料として『北の黒曜石の道 白滝遺跡群』の書籍も案合いしていた。興味があればリンクを辿ってみて下さい。博物をすれば、綺麗な石器は必ず見る事が出来…

白滝の黒曜石。その① 『国宝!』

少し前の事、新聞一面に石器が掲載されていた。一度描いた石器は忘れない。白滝の黒曜石による石器の一群が『国宝』になる!とのニュースであった。掲載されていたのはこの石器、スケッチは13年程前に描いたもの。まさか、日の目を見る日が来るとは!11年前…

2022 春の縄文探検。その②

『記念塔』を視察する。 詳細は後に語るとして、この日は曇天の為に写真は映えない。けれど陽射しで塔がシルエットにならず隅々まで観察の出来る好条件だった。実は皆様、良く観察された事はなさそう。最初に少々講釈をする。デザインは口頭3分で語れるシン…

2022 春の縄文探検。その①

少し前の事、縄文探検を企画し実行をした。『縄文探検』とは称しているものの、集うのは設計仲間なので柔軟に計画をする。縄文とは? 1万5千年前からの場所を知る!という意味で使う。当然ながら建築を含め、縄文時代の何かしら、時は更に古い旧石器時代や新…

トーチカの銃眼はどこを向いているか?

昨年の秋に訪ねた道東の縄文探検は実に落ち着いた、今しか無い絶妙のタイミングだった。写真はその際に出会ったトーチカ達のもの、とても印象的で強く印象に残る。ちなみに今年は道南か?等とタクラミが幾つもあったのに順延だ。北海道の新聞にトーチカの記…

トーチカ 2020年視察より。

「トーチカ」昨年見たものの中でも特に印象的だった。例の如く企画していた「縄文探検隊」は昨年、縄文要素は僅かながら、十勝を巡った。視察地として十勝沖の太平洋岸でトーチカ群を見ている。実は秋に書いたものの、操作を間違い上書き?してしまい記事を…

探検の旅は十勝へ ③

Google MAPの航空写真を眺めれば、旭浜などの海岸線に四角い塊が多数見る事が出来る。行けば本当にコロコロと落ちている。経験的なので正しい理解ではないかもしれないけれど、縄文海進の頃の浜辺は今は高台で海岸の段丘上になる。今より数度温暖だった5000…

探検の旅は十勝へ ①

毎年一度は「縄文探検隊」と銘打ち旅をする。道内は各地に縄文の遺跡はあり、博物館巡りを含め面白い。今住む場所に過去は何があったのか?興味深い。場所の価値、選定の理由は、今は経済が支配的だけれど、嘗ては違う尺度があったはず。例えば縄文の頃の人…

『 糸 』

『 オヒョウ 』という雑木がある。適当な写真を探せなかったので・・・これは検索すれば直ぐに特徴的な葉の形状がわかるだろうと思う。私でも森の中で直ぐに見つける事が出来る、北海道では一般的な樹木だろうか。 解説はちょっと間違っているかもしれないけ…

【 縄文探検 2019 】今回は石狩低地から平取りへ。 19.05.14 写真追加

ふと縄文に興味を覚えあれこれ見るようになり久しい。何時からか友人知人等と時々、『縄文探検』と称して冒険をしている・・・ただのドライブと言われそうだけれど。 2016年の探検では小樽-余市方面を巡った。札幌の北西、日本海側は続縄文時代の遺跡である…