夕暮れ時の湖畔から、夕陽の残りを眺める。
湖畔にある展望台からの眺め。既に真暗。
帰り道の高台から、眺める。
星空。よく見ると二つ、流れ星が写っていた。
月が出ていたり曇っていたり、近頃は星夜を眺める機会が無かったので、思いがけず楽しむ。天の川が写っている。この流れの中にはカシオペアや白鳥座があるのだけれど、写真にするとあまりたくさんの星が写っていて、どれがどれだか分からなくなる。
夜空を眺めて確かにある星の線状の集合に「川」と名付け、受け入れた人達の感性は素晴らしい。銀河系を内側からその水平面を眺めたのが天の川の正体。先頃発表されたノーベル賞でブラックホールの記事を見たけれど、この中のどこかにあるのだろうか。
支笏湖の南には苫小牧があり、とても明るい。樽前山はシルエットになり浮かぶ。苫小牧沖の海はまだ暖かく冷えた夜には水蒸気が上がるのか、稜線は霞んで星は見えない。北を見ると札幌圏の灯りが強く、やはり星は見えない。西側は暗く恵庭岳が黒々と影を落とす。