佛願寺の納骨堂、正面に据えられた阿弥陀様にのみ照明を灯し、全長26.5ｍを歩くのが好きだ。写真は竣工時のもの。暗くして撮ると誘導灯の緑が邪魔をするけれど。
同じ場所に在った旧納骨堂は古い建築で、納骨壇に囲まれる室内の夜は暗く静か、なかなかであった。今は特別な空間に出来ていると思う。
このお寺の中で最も遠くに位置する納骨堂は計画の際に、出来るだけ歩かずに済む効率的なプランも検討していた。けれど遠い事に違いなく、ならば、より長く歩かせる方がイイと今に至る。お寺の動線の末端、もっとも遠い場所にこの阿弥陀様が在る。
これは先日の一枚。健やかな場所でもあり、今は子供が怖がらずに来れる・・・走り回るだろうな。
色々な光のある空間、興味があればこちらへ。写真をたくさん載せています。
