2023年 春の縄文探検。

市内散策完結編を目論むも、なかなかに実は薄氷のスケジュールであった。予定していた『清華亭』は前日から改修工事であった。知ってはいても訪ねには気合が居る場所だ。自転車でウロウロしている時になら、という具合。今回は断念する。

北大植物園は、航空写真を見れば道庁裏に広大な緑の広がる場所、空地になる。ここは見応えがあると言って申し分がない・・・10年以上前の経験ですが。

⇒2011年の北大植物園

植物のみならず、様々が博物されている。蝦夷オオカミの剥製には驚いた。その他、生々しい標本に溢れていて、北海道のこれまでに知られた動植物を伝える場所だ。ちなみに、南極物語で有名なタロとジロ、タロの剥製もある。

⇒2018年 春の縄文探検

この時に有珠の善光寺の後に訪ねたバチェラー教会も印象的で、幸運にも信者の方が訪ね来られ案内を頂く機会があった。その時にお聞きした様々は身に染みるお話だった。そのバチェラーさんの住まわれた住居が北大植物園に移築されている。

北大博物館の展示から漏れたのか、元々ここに保管されそのままだったのか、白滝産の石器もある。北大が方々から集めずにその場所に残していれば、そに黒曜石は「国宝」になっていた。持ち出され今に至ってしまう。がしかし、国宝級が札幌の街中で観る事が出来る。もの悲しさも含め、この施設の負う責務だろう。

実は、開園が開催日の5/2であった。改めて調べ驚く。一日早ければ視察は不可能であった。その際はどうしよう?と悩んで置く。当初に組み込んだ時計台をGW最中の人混みの中で観た後でテレビ塔の展望台に登ろうか?でも、ちょっと人混みに紛れるのは悩ましい。万が一に植物園の開園が遅れる場合は、中島公園まで足を伸ばして豊平館小堀遠州八窓庵(中は観れないだろうけど)視察と考えている。

建築士試験に登場しかねない小堀遠州の茶室が何故か、札幌で風雨の曝され在る。こどもの国の遊具かな?という小ささにも関わらず、スケールは壮大。

それはそれで、次の機会にもと思う。今回のコースは雨でも可能、現時点で参加予定者は7名、なかなかの責任を負う。