珈琲メモ

珈琲豆には2種類がある。

■ウォッシュド
 果肉を水洗いで落とし、豆を取り出し干したもの。
ナチュラ
 果肉の付いたまま天日干しをした後に豆を取り出したもの。

詳しくは、ネットで調べるのが良い。

洗う方が手間がかかるのだと思っていたのだけれど、ナチュラルの方が手間がかかるらしい。つまり、果肉の付いたものを天日干しするのがそもそも大変らしい。ブラジルの豆は多くがナチュラルなのだそうだ。時間の掛かる製法に自負があるとのこと。

本来は豆にとって水は大敵だ。浸け過ぎるとカフェイン等が出てしまうらしい。千切りキャベツを水につけているとビタミン等が出てしまうのに近い、印象だ。

実はこの中間製法もある。セミウォッシュドなどと呼ばれる。果肉をある程度水で落として天日干しをした豆になる。水浸しにはせずに天日干しの手間も軽減できるのだそうだ。但し加減が難しそうで、間違うと二度手間になってしまう。

先日飲んだブラジルのセラードがとても美味しかった。これがセミウォッシュドであった。いつも飲んでいるエチオピアのテピが霞んでしまう程だった。

セラードはシングルオリジンの豆。シングルオリジンとは単一農園の単一種という事らしい。ニュアンスとしては例えば「十勝の田中さんの牛乳」という理解で良いらしい。

ちなみにブラジルの豆規格にはナンバーが降られていて、No2からある。ではNo1は?神のもの、と言う事なそうな。ブラジルの珈琲は何時からあるのだろう?今では一大産業である珈琲、奴隷制度にも関わる程古く、300年前程からのようだ。屈辱的な背景もあるに違いない。けれど今は、例えばナチュラル製法への拘りやNo1は神にという具合に自分達のものとしていて、何やらとってもカッコイイ。


いつもは聞き流してしまうあれこれ、こう書き出して置けば忘れにくいはず!というメモです。