屋上CAFE

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何処かへ行きたいなーと思わせる陽気、でも、そんな暇はないなーと考えなおし、悩み、兼ねて計画をしていた『屋上CAFE』を催す。すっかり雪もなく、お向かいの高校の賑やかさが伝わる、風の気持ち良い昼下がりの事であった。

淹れた珈琲を屋上へ持って行けば?・・・ちがう、ちがう。外で淹れたい。


椅子を持ち込み、テーブルを組み立て、手挽きのミルで豆を挽き、ポットに水を入れ携帯コンロで沸かし、挽いた豆をドリッパーに入れ、湯を注ぐ。手間ではあるのだけれど実は、10分で頂く事が出来る。ちなみに撤収は3分程かな。何時でも何処へ珈琲を飲み行ける準備は常に整っている!生粋のアウトドア派?だ。

外で頂く珈琲は、旨い。

携帯コンロと赤いポットをアウトドア用に揃えたのは25年以上前になる。ポットは小柄だけれどホーローで重く嵩張る。けれど、珈琲を淹れるには細口が欲しいので仕方ない。もう少し快適に運びできるカバンを探したい。

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・携帯コンロ ・ポット ・水筒 ・ドリッパー ・ミル ・カップ ・ペーパー、それにテーブルと椅子。他にはティッシュとゴミ袋も用意している。水と豆を持ち込めば、何処ででも直ぐに珈琲が頂ける!



自分嗜好の「空間」を考える時、何時しか珈琲は欠かせない。建築を考える時に私なら珈琲を美味しく頂ける事を考える。それは重要な手掛かり、一つの小さな部分から想起して全体へと至る空間、建築を計画が出来る。この携帯セットは何時でも何処ででも自分の場所を築くためのツール・・・誰もいない海に行きたくなるなー