未だ探せる。

例えば朝一の業務としてブログを書く事が習慣になれば、もう少し綺麗に書けるかもしれない。実際は、書きたい事を夜更けに書き出して久しい。今日はもう限界、後は寝るだけと覚悟した時に、けれど寝るには緊張が解けていない時の冷却作業になってしまっている・・・独り言が基本だ。


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少し前の雪は今シーズン最大だったと思う。ゆっくり降っていたものの長時間降り続いたので札幌でも、容易に腰を痛められるだけ十分な除雪が必要だった。余裕があれば後に温泉かサウナへ⇒なのだけれど、耐える。

それでも、楽しみも残してくれていた。雪は結晶を作って降っていた。最近は降ればカメラを構えようと思うくらいに夢中だ。ただ、何時降るか分からないので、そのタイミングでカメラを構えられるか、仕事を抜け出せぬか・・・この時は撮る。

十分に冷え、乾燥しているわけではないので、結晶はアレンジ・バージョンだと思う。この雪の状態なら、札幌国際スキー場の山頂なら3月にして最良のパウダースノーだと思う。

 

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撮影は、かなり心得てきたと思う。先ずは照明を当てて撮れそうな結晶を探す。使っている照明はランタンだ。自転車のライトを使うと焦点して強すぎて真白になってしまうので、ランタンの面状に弱く明るいのが良いらしい。但し、角度が少し違うだけで結晶は消えてしまう。カメラを構えた方向に反射する僅かな角度を探して模索する必要がある。上手い具合に照明が当たり、レンズに入る光が多くなれば、結晶を撮れる!

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基本は平面状の結晶は割と立体的に見える。写真はどれもトリミング、切り取っている。なので実際はもっと小さく写っているのだけれど、絞ってみても、被写界深度の浅さのシビアさに参る。米粒の断面よりは大きいけれど、光る面に角度が付けば手前と奥でピントが合わない。1mm違えば遠すぎる。0.2mm単位でピントを調整できるなら?写真集を出せると思う。

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雪原の表層のディテールは起伏に満ちている。壊れた結晶や光を反射しない結晶が空隙を持って積もった山の中、そこに溶け込むように落ち込んでゆく雪の結晶。

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照明の角度を違えると、透明な結晶体であるのがわかるだろうか?光を反射しないと細い氷に過ぎない。


大きな住宅の構造を検討していた。大断面集成材も使うので、大断面と言うには小さいけれど、それ相当に悩ましい。これ以上頭が働かない限界に達したので、もう寝る。休養と糖分を上手く与えないと頭は機能しない。電源を入れれば必ず安定して働くパソコンとは違い、集中は持続が不安定で覚束ない。どうにか上手く使って最善をと思う。