Compact house 考 リビングで大の字になれる家を考える ⑰ 外観を眺める。

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想定した南面はこの具合。もしも絶景なり眺望があれば塀は無くせるだろう。この塀の奥にコート(中庭)があり、更に奥に母屋がある。

開口は中庭に大きくとっているので、外からは見えない。北側には採光窓が多数あるものの、居室単位の窓ではないので不思議に見えるだろうか。

外壁は金属板と木板張とした。木は・・・自分で塗るか。ローコストだし。

と言う事で、低い脚立で手の届く高さまでを木板張りとした。一人で塗るなら二日掛かるだろうか。維持管理を考えるならコンパクトな家は実に適当ではないかと思う。



Compact house考ではプランをシミュレーションしていたけれど、モデリングし立体を考える段階となれば、スケール感を考えないわけには行かない。つまり、建築のプロポーションを考える事、これがとても悩ましく極めて難しい。クライアントにもっと大きくとか背を高くと要望されれば、仕方なく緩い設計が許されるのだけれど。

いろいろ考えるべき場所はあるのだけれど、考えたものがどのようなものか、更に検証してみよう。


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