雨の雷の予報の祝日、朝から晴れ渡っていた。ちぇっ、なんだよ。
何ならと散歩に出かけてみれば広がる曇り空。ちぇっ、なんだよ。
特に暗めに現像すると良い具合の空模様が写っていた。
天気の崩れる時の空が魅力的だと言う事を忘れていた。
街並みの奥に藻岩山山頂が見えるのは気に入っている。
何時もの場所はやはり、夜の化粧をした方が好みだ。
川の水は随分と少ない。乾いた川面はとても狭い。
ちなみに昼間はカモメが居る。もす住んでるようだ。
水が少なく中央の魚道?まで直ぐに辿り着ける。
中央のコンクリートの壁で川は別けられている。
春は雪融水ですっかり覆われ隠される壁を歩く。
河川はどういう設計が成され管理されているのだろう?
こういう淀み流れる場所が意図的に作られているようだ。
ウグイ?大きめのチカくらいの魚が跳ねていた。
・・・夜なら、モクズガニを探せそうだな。
釣れている様子はなかったが、釣り人が居た。
雨降る前の散歩の一時であった。
帰って来るとポストに栗が。
お隣さんからの秋の収穫のお裾分けだ。
先ずは窓からお礼を伝えた。
大粒の虫の入っていないものばかり一盛りもある。
気にしないで!とは言われたものの、流石の仕事だ。
窓から眺めていた栗が今ここに!心から感謝です。
雨降る午後、アトリエの窓から見えるお隣さんの栗。
トゲトゲと痛く堅いはずの栗は寸前まで柔いらしい。
上の方はまだ、日に日に風船のように膨らんでいる。
栗はそもそも北海道には無かった植物になる。
縄文時代に人がもたらした。知ってた?
他に類を見ない美味しさかな。今宵、頂こう。