近所の木星。


「昴」と呼ばれるプレアデス散開星団は銀河系内にある。肉眼で夜空に見える光点たる星のほぼ全ては銀河系内にある恒星だ。恒星とは太陽のように核融合して燃える星のこと。モヤとしてみえるのにアンドロメダ大星雲がある。これは極めて遠い天体だけれど、銀河系の近所の銀河だ。

自ら「光」を発する事はないものの、太陽の「光」を反射する太陽系の惑星は、極めて明るく夜空に輝く。薄いとは言えども一際に明るく輝く、写真右上は「木星」らしい。明るさで距離を測る事が出来る。

・・・月は30万キロなので、走り続ければ辿り着けそう。ただ、月は地球の衛星だ。惑星となれば・・・ちょっと想像は出来ない程で、光が一年間で進む距離単位である「光年」では過ぎたるけれど、「キロメートル」表示で考えると、「0」が多過ぎて算出は困る。べき乗を使うとリアリティが無くなるし、夜空を見上げただけで壮大なスケール感を目の当たりに出来てしまう。

久しぶりの支笏湖より身近なスケール感を覚える生命に驚愕はトラウマ、実に久しぶりに訪ねた或る夜空。