6月

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夜になると、刺されるのではないかと不安になる季節になってしまった。踊りのお祭りの次は札幌祭、植木市?のあった中島公園の広場では何やら小屋が立ち並び、街路には提灯を灯す準備が進められている。まだ春のつもりでいる、まだそういたいという思いはあるのだけれど、早めに『夏』を意識しておかなければ、楽しむ前に終わってしまったりするのだろうな、6月というのは実に微妙な季節である。

 

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要望が増し、選択肢ばかりが増え、収拾せずに展開するばかりの或る計画、何に集中するかを頭では理解出来ていても心が伴わず、気持ちを作れずに苦しみ過ごした夜更け、空けるのがとても早い。朝陽を浴びるのは大好きではあるが、空けるのを眺めるのは何時も罪を感じてしまう。ジリジリと部屋の中が焼かれるように明るくなり、急かされる様に窓を開けて眺める。あー眩しい。

 

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持ち込んだ図面は27枚に及んだ。メールや電話で説明するのは不可能だ。クライアントと直接お会い出来る機会はとても貴重だ。悩み、悩ませ、けれどバランスの良い道筋も示せ、最後は find the way であった。

今日は、その勢いで一気に・・・とはならず、集中が完全に切れている。何処か行こうかなーと思いつつ、空が優れないので躊躇っているともう午後。散らかったデスク廻りの整理で終わってしまいそうだけれど、暖かいし、まぁ良いかな?と思う6月のある日であった。