スケッチ。

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あれこれと、何度目かの佳境にある設計事案、打ち合わせでは図面が数多く散らかる。「どうなるんだろう?」と先ずは理解し、「どうしようか?」を思案したり、「こうしよう」と考える時はとりあえず描く。手短にある紙は図面の裏だ。持ち帰ってくる図面は、裏面も貴重だ。むしろ、裏の方が重要な時もある。

理解に努め現状を把握すると、実はあちこちに「線」があり調和を見出せなかったりする。あれを合わせ、これを合わせ、こうしようああしようともがく。描かれている線には全て意味がある。こうしたくとも出来ない事もある。イメージを作り、沿う様に更に図面を描く。水廻りは特に慎重になる。防水を前提に下地や仕上の寸法を求め、床は排水も関わる。防水層をどう設けようか?設置機器の給排水も考慮しなければならないし、ここでは最後に照明をどうしようか?などなどと労を多くしている。

まだ、問題があって思案中。ここで停滞すると次が詰まるので、何とかしなければ。