【 2020.08.10】

【 2020.08.10】最近、外で飲む珈琲が美味しい。イヤ、元々外で飲む珈琲は好きだったのだけれど、携帯出来る小さなミルを手にした事もあり、外へ行きたくて仕方がない。珈琲豆は煎られている。乾燥は重要、湿気ると劣化する。特に挽いた豆は直ぐに湿気る。湿気ると一投目に膨らむ事もなくなる。挽き立ては、それが挽き潰すタイプのミルで粒状が揃わず微粉があっても、やっぱり美味しい。美味しく感じるのは場所のせいかもしれないけれど、なかなか楽しい。見知った場所を訪ね、見知らぬ場所を探し訪ね、そこに咄嗟に「場」を創る。上手く作れると、椅子に座ってスーっと落ち着く事が出来る。湯を沸かし淹れた珈琲はポットで持ち込んだものとは違う。その場で、これが大切だ。火は場所を作るのに必要な材料かもしれない。キャンプ程に本気で道具を持ち込む必要はないし、カメラ片手に訪ねる事に嵌りそうだ。