珈琲を淹れる。

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焼肉をする余裕はなく、けれど少しは遊んでおこうと、屋上で珈琲を淹れる。古い道具は25年選手、新入りはミルだ。水携帯用の水筒、テーブル、ステンレスのドリッパー、ペーパー、コップ。珈琲セットはリュック一つを用意している。

豆を磨り潰すタイプの手挽ミルは粒状が揃わず、粉砕するときに微粉も多く発生し、決して上質ではないけれど、やはり挽き立てが良い。そもそも豆は煎られ水分を絶たれる。挽くと粉は一気に水分を吸収し始め、時間が経過すると湿ってしまい一投目に膨らまなくなってしまう。

うんちくが多いのは仕方がない。好きで楽しんでいるものだから、出来るだけ状態良く、美味しく頂きたい。

飲むだろう量だけ豆を用意、これはビニール袋に入れておこう。淹れ終えたペーパーをその袋に入れてしまえばゴミ袋にもなる。携帯性を考えるとポットはかさばる。ホーロー製の特に小さなサイズだけれど、大きい。けれど、注ぎ口は水先をコントロールできるものにしたいし、直接火にかけたい。取っ手は熱くなるので注意が必要だ。

テーブルと椅子まで用意すると、実は結構な荷物になる。珈琲一杯のためには仰々しいか?それらを設置から頂くまでを10分、撤収に5分なら、理想的かなと思う。珈琲休憩で30分、これでどこかへふらりとドライブしたい。