約一月前の写真、おそらくは今シーズン最後に見る結晶だろうか。
もう4月だし、記憶に留めておこう。
3月初めのある日、雪が降る。
窓を開けて換気できるくらいに暖かな昼間だった。
窓辺に雪が降り注いでいた。
見えるだろうか?写真中央やや右下に降り下りたのは、
極めてシンプルな芯だけが六方に伸びる雪の結晶だ。
雪原では探せない、貴重な落ちたばかりの結晶だ!
・・・と思ったら、観察する間も無く輪郭が崩れて行く。
スーっと、消えてしまった。
暖かい日だったので桟も暑かろう、雪には。
融けるんだなーと、改めて思う。
春かー、車のタイヤは何時替えよう?
まだ中山峠越えがあるので替えられないかな。
結晶があまりに小さいので、拡大してみる。
降り落ちた直後の割とシンプルな結晶。
消えかける・・・溶け始める?
コアが微かに残るものの、あっという間に融け消える。