生命


地球は46億年前に、生命は40億年前に誕生する。当時の地球に緑はなく、水があるだけの荒涼とした世界?生命はその後32億年以上は単細胞生物のみ、今から8億年程前に多細胞生物が生まれ一気に多様化する。

単細胞生物であった頃の大きな変化は真核生物、つまり真核細胞を持つ生物が生まれる。細胞小器官が含まれる大きな細胞が特徴で・・・今、検索してみると中学の時に習った時の絵とは割と近く理解は間違っていないよう。


印象に残るスケッチなので手元に残していた。動物と植物は「葉緑体」の有無。どちらも酸素をエネルギーに変換するミトコンドリアを内包している。植物は細胞壁があり、これが骨格になるはず。

葉緑体は酸素を排出して光合成をしエネルギーを得る器官で、元はバクテリア?を取り込んだものだったろうか。長い時間を掛けて地球に酸素を蓄えた。酸素はもともと毒だったもののミトコンドリアが登場しエネルギーに変換できるようになる。

ネットは便利で、これらの用語を検索しだすと取り留めもなく詳細が出てきて収拾がつかなくなる。

8億年前に数多くの隕石が落下し、地球にリンが大量に供給されたらしい。リンは生物にとって欠かせない材料になる。火星と土星の間にある小さな天体が何かの都合で弾かれ降り注いだとか。その一部はハヤブサ2が訪ねたイトカワとも。

リンが供給された後、今から5億年以上前にカンブリア爆発といい、現在にまでつながる生物デザインが一気に出揃う。この時に3cm程の小動物ながら我々の祖先となる脊椎動物も生まれている。

ちなみに人間は60兆個の細胞で出来ている。とんでもない数の個を統制して初めて一個になるのだから不思議。ちなみに人類への分岐は200万年前、ホモサピエンスは30万年前に別れる。何れも最初の絵に記すなら「現在」とは誤差の範囲でしかなく記せない・・・

と、言う具合に夜更けに壮大なスケール感を味わうのに暑くなく寒くもない丁度良い季節になった。