うぐいす餅

2011年10月、旧HTB前のどうでしょう公園にて大福を頂く。あまりにも美味しそうで撮った一枚。この日はサイクリングに出掛け、帰り際に南平岸駅の交番横にある和菓子屋に気付き、大福と草餅を購入したのであった。

知人との話で、この和菓子屋が話題に上った。そして、この写真を思い出す。

2002年からデジタルカメラを使っている。その時から一枚も失わずに手元に残している。PCの中だけれど。写真は、10年くらい前かなーと探し出して5分か10分で探せた。なかなか凄い事ではないかと思う。それ以前のフィルム写真は残っている。実体のあるものは捨ててしまう等しない限り失われない。けれど、デジタルデータは間違うと一気に失いかねない。持っていても、どこにあるか分からなくなってしまう事もあるだろう。

PCに保管するデータは当初、CADデータだけだった。けれど直ぐに画像に写真、Excelにword・・・と種類は増え、その度に保管方法を改めたと思う。当初はデータ数も少なかったので何度も試行錯誤した末に今の管理スタイルに至る。

・・・という成果の結果が、この写真だ。まぁ、唯の『大福』であるのだが。

夕暮れの公園、ちょっと美味しそうな色合いではないかもしれないけれど、ここは名店で何度も通ったのだけれど、数年前に移転となり、移転先がわからずにいた。この機会に移転先がわかり、先日ついに再訪問した。夕方遅い時間で大福はなく、けれど幸運にも『うぐいす餅』があった。美味しかった。


数年前に改めて『餅菓子』に一時だけ目覚め、仕事でそちこちに行く際に気にして和菓子店を巡った時期がある。10店に満たないけれど。あるお店でお聞きしたのは・・・何か大切な秘訣をお聞きしたのだけれど思い出せないな。頭の中も適切に管理できると良いのだけれど、PC程に単純ではなく、容量や精度にも問題があるので難しい。数年前のブログに記した気もするのだけれど・・・探すのが面倒だな。徒然、記しておくことは欠かせない。

その日の舌、体調、気分次第で嗜好は変わると思う。常に一番のお気に入りがあるわけでもない。店頭ではつい、イチゴ大福なんかに目を奪われるし、今時期はうぐいす餅や桜餅に手が伸びるものの、基本は唯の大福に限る。餅の美味しさとあんこの兼ね合いはお店によって個性は明らかだ。そこそこ良い値段でもあるし、安価にならスーパーでも楽しめるので、差を明らかにする必要がある。その上で個性ある「美味しさ」を売りにするのなら・・・けれども扱う素材は餅とあんこのみ。単純だけれど、食べ比べると明らかに違う。違うのだ。面白い。

自分の仕事で、『餅』と『あんこ』のみで最善を尽くせ!と問われたならどうしよう?これは究極の問にも思われる。

確かめるためにも、知るためにも、心新たにするためにも、何よりも学ぶべく、和菓子屋を巡るしかないな。巡ろうっと。