カエデ類


これは「イタヤカエデ」かもしれない。特徴的な葉はカエデの類のものだ。紅葉かもしれない。葉先は5つに分かれ極めて美しくデザインされている。秋の紅葉の際は主役となる葉を持つ樹木の類。

これは、とってもキザな存在だ。「アリとキリギリス」で言えば間違いなくキリギリスだ。又は、お洒落でスタイリッシュな存在と言える。

ナラ類の大きな葉を持つ木はまだ葉を広げていない。夏場に大きな葉を一気に広げて養分を得るのだろう。ナナカマドのような小さな葉を多く広げるタイプは既に全開、枝を隠す程だ。

対してカエデ類は、この写真の通りだ。プライオリティー(優先順位)は、デザインされた『葉』を誇る事!に見えてる。見上げると「空」が多すぎる。この空間占有度合いで十分な光合成を行えるのだろうか?

洗練さは追随を許さない、この事のは間違いないと思える。知らないけれど、かなり後発の樹木種なのではないだろうか?




枝先を眺めると、先端から7枚の印象的な葉が伸びているように見える。6枚かもしれない。これは次に森へ行った際に確かめてみたい。案外、こういう事は容易なネットでも情報が出てこない。

樹木自身を成長させる必要な養分生成、光合成はこの密度で十分だと選ばれた(進化)のなら、洗練に違いない。

しかしながら、優雅過ぎるなーと実感する『春』