春の中島公園の木々 その③ 良いデザインを見つけた。

6月から小津安二郎展が開かれるという文学館に近い場所、大きな木の陰で『色鮮やかな葉と黒い枝』を持つ小さな木に目が行く。


カッコイイ。彫刻作品か?と見まごうデザイン、カッコイイ。


枝から持ち上げだされる小枝先に誰しもが思うシンプルな形状の葉が乗る。必死に空間を満たす程に貪欲ではなく、木陰なので制限しているだけかもしれないけれど節度ある風に見える。


枝から上向きに小枝が伸び、葉が乗る。絵に描いた様にシンプル。


黒い幹は、その質感も素晴らしくイイ。一見、地味でどこにでもありそうな小低木(大きくなるのかもしれないけれど)、実は素晴らしく整った形状な上に質感や配色までも美しい。庭向きだろうか?

雨上がりに見てみたい。水に濡れて潤う頃はおそらく最も色気が立つに違いない。