【 エスコンフィールドへ 】 その①

最下位の日ハムは首位オリックスを迎えてのホーム戦、友人にお招き頂いて初めて北広島はエスコンフィールド 』へ行く。

9/13、日ハム快勝!の夜であった。座ったのバックネット裏正面の3階。照明の具合か空間はフラットに見え奥行き感は乏しくあるのだけれど、一部始終を望める席は爽快、スタジアムで起こる全てを楽しませて頂きました。

野球ファンでもない私は、次に何時行くかもわからないので、この機会にとレンズを2本も持って建築目線で確かめつつ・・・あれ?先ずは素直に『野球』がどう提供されるのかを心から楽しまされてしまう。

思えば、野球場とはセンター奥にバックスリーンに表示板があり、得点やボールカウント、選手名が表示されるものだと思っていた。野球盤ゲームならそうあるべきだし。けれど、このスタジアムは左右に巨大な電光掲示板が備わっている。センターの向こうは外が見える。

客席は低くフィールドへと至り、確かにプレーする選手達と近い!好プレーには拍手が沸き起こり、声援は響き渡り、一体感を生み出す仕組みは実に楽しい。



リードして迎えた9回表を3人で抑えた完璧な勝利、その後のヒーローインタヴュー前には光と音響の、かつてのディスコのようなド派手な、アイドルでもステージに立つのか?という演出が行われる。


ペンライトが灯る。多くの人が用意してきているらしい。


それは、まぁー綺麗な光景。野球がエンターテイメントである証明を果たす、エスコンフォールドであした。

素直に楽しい一夜は勝ったからだとしても、野球の楽しさを知らしめるに十分だった。空間をデザインする私は、建築がその行為にどのような取り組みが出来たのかを知りたくなる。それは次に。

 


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