【Bookshelf】

空間を科学する・・・【Bookshelf】の庭

「科学する」と書けばやや仰々しいけれど考察は設計に欠かせない。もともと正解のない「空間」をどう把握するか?指標らしきはある。読み返していた古い本、芦原義信さんの「街並みの美学」(岩波書店)は学生時代にお世話になった一冊だ。随分と影響を受け…

【Booksheelf】焚火会。

先週末、築16年を迎える【Bookshelf】にて焚火会のお誘いあり。楽しい一夜でした!秋深まり寒くなった頃にお呼ばれする「焚火会」は既に恒例行事、今年も焼き鳥を差して持ち込みました。人数を聞いて鶏もも3枚分を刺したのだけれど、少し多かったか?来年は…

【Bookshelf】その④ 『外観』

本当は先日の『焚火会』後に抱いた印象を熱く記そうと思ったのだけれど、どうしても夜の落ち着いた時間にお酒を飲みながら熱く語り勝ちなブログ、感情的過ぎるなーと反省している内に随分と時間が経ってしまった。それでも、今記して置かなければ忘れてしま…

【Bookshelf】その③ 『模型』

【Bookshelf】のコンペは提案が選ばれクライアントにお会いしプレゼンテーションをする機会を得た。この時に備えて模型を製作した。優秀案になるまではお金の発生しない仕事なので、そもそも使える時間がない。大きな事務所で大きなコンペに参加できるならコ…

【Bookshelf】その② 『パース』

【Bookshelf】はコンペ優秀案で実際に建築をした設計になる。過程を述べると先ず、クライアントの要望が公示され2週間で応える提案を行う。そこから数名が選ばれ直接のプレゼンテーションを行い優秀案を選ぶ。そこで設計契約をし、見積調整の上で地域の施工…

【Bookshelf】その①

先日は15年目に訪ね、改めて感じた事を設計時を振り返りつつ記したい。改まるのは恥ずかしいものの、今は訪ねる時に「自分の・・・」と言うのではなく、割と自然に建築に接する事が出来るので実はとても都合が良い。今なら設計の成果の一端を自分自身で確認…

【Bookshelf】15年

私にとって転機となった住宅がある。 その建築、【Bookshelf】が15年を迎えた。 関係者一同より『花』を贈る。花を贈るだなんて、カッコ良い事をした。ただ、正直を申せば花はまるで分らない。住宅の写真を案内し、欲しいイメージを伝え、花屋さんに相談、応…

【Bookshelf】メンテナンス

提案の当初、外壁は木であった。これはその際の模型の写真。建築は手の届く範囲として下半分に木板を張っている。GWに訪ねた際に塗装の痛みを相談していたのだけれど、昨日「塗装しました」メールが届いた。とても綺麗になった写真と共に。それがとても新鮮…

【 bookshelf 】誘われました。

遊びに来ませんか?と誘われ、フラフラと訪ねたのは13年来のお付き合いとなる【Bookshelf】。お付き合いの長い関係、ゆるゆるとして後にクライアントと設計者の関係から外れ、いつしか友人のような付き合いを許して下さるオーナーが増えていると思う。性分で…

【 間取り・・・プランを科学する。】 設計考察 ⑥ 【Bookshelf】

【Bookshelf】これは転機となる住宅設計だった。 前事務所所属時代にネットコンペで優勝し、実現する。極めて特殊な二世帯住宅の事例となるのだと思う。秋の頃の、外観全景。丁度良い敷地、恵まれている。 その内観、ドマの眺め。先には薪ストーブが在る。け…

【 Bookshelf 】

【 Bookshelf 】 2006年竣工/Completed in 2006 札幌近郊/Arround Sapporo Hokkaido 住宅/Two familes house 木造2階建/Wooden architecture 2stories 199㎡■blog記事 【 Bookshelf ①】 【 Bookshelf② 】 Bookshelfは特にお世話になっている住宅、オーナ…