光明寺設計物語【2017.06.28】概算依頼

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概算見積もりを依頼する。試金石となる機会だ。
このプランで予算との相関を把握しなければ、
次へ進む事が出来ない。出来るだけ具体的にすべく、
図面は概算ながら異例だろう枚数の図面を仕上げた。
・・・疲れたよ。

これで十分ではないけれど大筋は施工者へ伝えられる。
設計見積よりも正確で現実的な見積もりを手に出来る
機会は本当に貴重だ。

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ただ、施工者の理解を促すために、簡易パースも添付した。
ふふふ・・・これを見れば安易な理解が危険だと実感する
だろうに十分、困難さを示し覚悟を強いた。
・・・これを見せずに楽に見せて安価な見積もりを手に
しても無意味なので、出来るだけを伝えた。


計画はエスキースの果て、ヴォリューム模型で検証し、
その案を打合せを経て修正を試みつつ整えたものだ。
この後しばし時間を経て、概算見積を受け取る事になる。
審判の時であった。

見積期間は、施工者は関係各社へ一斉に見積を出し、
本見積同等の作業を提供して下さった。在り難い。
これには本当に感謝をしております。

設計者とクライアントは、待つしか出来ないので、
気をもむ時間を耐え偲ぶ事になるのですが。