芸術の森

f:id:N-Tanabe:20190723014317j:plain
興味を覚えたものを真っ直ぐに見る単純な性質なので日の丸構図が常だ、素直な自分は否定出来ない。何だろうな?と帰り際に刈り込まれた緑の上を歩き、陽に向かって眺めていると家族連れも多い芸術の森、子供が一人こちらに気付く。目が会うと怖かったのか照れたのか、そっぽを向いて行ってしまった。邪魔したかな?

 

f:id:N-Tanabe:20190723014321j:plain順光で眺めると大きな彫刻なのだけれど、逆光で眺め、落とす影に気付くと覚えた興味が確信へと変わり、面白かった。中に人が入り上り下り出来ると面白そうだけれど、現代では無理なんだろうな。夕陽か朝陽、陽の長い時にも眺めてみたい。影って面白い。

光りの強さは影の濃さで実感出来る。相対するものがあれば他方を理解出来る仕組みが人の感性にある。光りだけなら、暑いなーとぼやいくのみだったに違いない。それが影を見て知れば、影の涼しさを感じ伴い暑さも再確認し、何か嬉しくなってしまう。