マスクの使い方

マスクが効果を発揮した場合、フィルターの表面にはウィルスが付着している。普段しない私はあちこち触るし、電話したり珈琲飲んだりと付けたり外したりするし顎に掛けたりし始める。なんと、実は効率的にウィルスを口や鼻に運び込む事になるらしい。

ウィルスの生存時間は長いものでは付着後1週間も生きているものもあるらく、手摺やドアノブは危ういのだろうか?そういう所に触れた手でスマホを弄り、家に帰ってしっかり手を洗っても再びスマホに触れれば汚染されてしまうらしい。

アトリエから出ないのが正解に違いないと出不精の言い訳に使ってみたり、小松左京の「復活の日」を思い出せみたりもする。
ここは近くに高校もあれば地下鉄駅にも近い。窓から見える朝の通勤や通学の風景は日常と変わりなく見える。
受験生が家に居れば気が気ではないに違いない。現実には私も人に会わないわけにはいかないし、仕事で出掛ける事も少なくない。手洗いとうがいはしっかりしようと思う。

ネットでは感染された個人を特定し批判をする方もあるらしい。もっと早い時点でなら最初に持ち込まれただろう方を特定し接点のある方をという点や線的な絞り込みも出来たのかもしれない。今は既に数世代を経ているだろうし、公になっている数字の何倍もの方が感染し面的なヴォリュームを持って広がっていると考え行動すべきなのだと思う。

やっぱり、マスク等を過信せずにうがい手洗いが大切そう。住まいでは換気も良いのかな。

建築では施工者は少なからず支障が起きているらしい。建材の中には中国産もある。或いは、既製品を構成するパーツに一つでも中国産があれば供給が止まってしまう。そういえば、自動車工場だったとうか、工場の操業を取り止める報を見た気がする。

嘗ては震災の際に、排水金具メーカーが被災し、結果としてユニットバスが出荷停止となり・・・という経験がある。リスクの分担・・・今回は中国全土なので想定外という事もあるのだろうか。終息はまだ先だろう。それまでは柔軟に対応したい。

そう言えばSARSが世間を騒がせた時、国内で広がった際の対応や準備は全くしていなかったのだろうか?現状の対応は場当たり的で意図ある行動が感じられない。益々混乱しそう。怖がらずに正しく振舞いたい。

・・・少し前に映画「復活の日」を観ちゃったから感化されています。