隣接してある次のお寺は『ワット ポー』。ここも巨大な境内があり沢山の建築から成るお寺だ。荘厳に違いないのだけれど、プラケオを見た後では見るポイントも違ってきそうだ。
ちなみに、所々にある中国風の彫刻は、貿易の際にタイから出た船の帰りの積荷で持ち帰ったものを飾っているのだそうだ。
流行りのウィルスのおかげで来場者は少ないらしく、プラケオでも普段は並ぶところを並ばずに観れる幸運があったらしい。
このワットポーで有名なのは高さ15m長さ46m?の涅槃像になる。金色のお釈迦様だ。
足の裏には何かしら「世界」が描かれている。
曼荼羅なのだろうか、非常に綺麗な細工が一面に施されている。
このお寺ではタイ・マッサージの学校もあるらしく、学生のマッサージを受ける事も出来るのだそうだ。マッサージと聞けば温泉で・・・と想像してしまうのだけれど、ある施設の軒裏にある人体解剖図を見て合点がいった。医療なのだ。東洋医学の一つになるのだろうか。実際、タイマッサージは旅中に何度も通ってみたのだけれど、聞けば3年学校に通うのだそうだ。全ての人がそうかは分からないけれどライセンスもあるそうだ。故にどこで受けても基本があって良質なマッサージを受ける事が出来る。間接は決めず、筋肉の患部を痛いくらいに刺激して解す様は正に医療的な治療に等しいのだと思う。人体の構造を知らなければ出来ない処置に違いない。なるほどなーと感心させられた。