一気に記してきたタイの旅日記、慎重に読み返しもせずに写真を数多く貼り、記してしまった。余程に面白かったのだと思う。初めて訪ねる場所への興味は設計にて初めて敷地を見るに等しく、興味は尽きない。ただ観光を、というのではなく何とか「理解」してみようと努めるのは習性、私の興味に他ならない。バンコクなら近代建築も数多く在り、そういう視点で眺める事も出来たのだけれど、直近で設計したお寺の印象は強く、機会として、寺院を手掛かりにしてみようと決めて挑んでみたタイの旅。
チェンマイなどお寺だけなら数知れずそこら中にあり、崩れかけ放置された仏塔も珍しくは無いし、信仰の厚さは直ぐにも実感出来る。地域や場所を知る切口として有意義だったと思う。あまり調べる時間の無かった事を理由にして、実際をほぼ知らずに想像だけで都合よく記してしまったので、後で実情を聞くことがあれば、恥ずかしい思いをするかもしれないのだけれど。無作法も多々あったに違いない。
食べ物を写す習慣がないので、いつも食べ終わった際に撮っておけば良かったと思う。まじめにお寺巡りをしたけれど、それだけでもなく、食べたり飲んだりしても過ごす。あまりに暑かったので、チェンマイも結局は夕方前にホテルに戻って昼寝をしたし、バンコク最終日もゆっくり過ごした。バンコクは公共交通機関のアクセスが宜しくない。都市規模に対して行き渡らない路線状況だ。まぁ、あれが東京程混み入れば使い勝手は良いものの文字が読めないので混乱するかもしれない。同じ理由でバスを使う勇気はなかった。字が読めない。タクシーを使うにしても渋滞の道路を眺めると・・・場所を決めて市場を眺め、疲れたら一服をしつつのんびり過ごす観光地なのかも。
光の強さは理想的だった気がする。撮った写真を編集する際に、随分と無理が効く。光が十分にあるので画像がしっかりしている様に思う。普段撮る写真は、少ない光量から画像を得るためか繊細である事が多い。「白」が白に見えるだけ十分な光の量のある場所、金が嫌みなく輝ける場所を旅しました。
以下に旅日記のリンクを。
・旅
※地図を載せています。出発前の下準備。
※バンコクでの初めての夜。
※王宮直属の寺院は桁違いのスケールでした。
※東洋医学かな?
※暁の寺
・2020 タイ旅日記 ⑥ 『 ワット ラーチャボピット 』
※特にお気に入りの、本当に綺麗なお寺でした。
※チェンマイの夜。
※夜の池、可愛らしい小坊主の修行風景が印象的。
※おそらくチェンマイの一般的なお寺。
※ここのピラミッドの様な巨大な仏塔は圧巻。
※品位ある寺院の、金色の仏塔は摩訶不思議な世界。
※チェンマイの街角。
※落ち着いた境内、緑ある寺院は気持ち良い。
※仏教テーマパークかな。
・2020 タイ旅日記 ⑮ 『ワット ロークモーリー』
※古く力強く渋いお寺。
・2020 タイ旅日記 ⑯ 『ワット チェットヨート』その1
※悠久の時を垣間見せてくれる寺院。
・2020 タイ旅日記 ⑰ 『ワット チェットヨート』その2
※見知らぬ作法、参詣の様。
※白が綺麗。
・2020 タイ旅日記 ⑳ 本堂。
※寺院本堂の写真を集めてみました。
※旅で撮った好きな写真を集めてみました。